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【ガソリン代】車内で「ぼっち昼休憩」をすると「年間2万6000円」のコスト増! 1年間のガソリン代を試算してみた

ファイナンシャルフィールド / 2023年3月8日 3時0分

【ガソリン代】車内で「ぼっち昼休憩」をすると「年間2万6000円」のコスト増! 1年間のガソリン代を試算してみた

あなたは仕事中、どこで昼休憩をとっているでしょうか。職場に休憩する場所があったとしても、「一人になりたい」「タバコを吸いたい」「ゆっくり眠りたい」などの理由で、自家用車の中で休憩している人もいるかもしれません。   一人きりになれて快適な車内ですが、夏は熱がこもりやすく、冬は冷え込みます。エンジンをかけ、快適な温度に設定している人もいることでしょう。温度調整が不要な季節でも、スマートフォンを充電したり、テレビを見たりするためにエンジンをかけっぱなしにして過ごす人もいるかもしれません。   ただ、ガソリン代が高騰しているので、エンジンをかけっぱなしにすることでどのくらいのコストがかかるのか気になりますよね。本記事では、車でエンジンをかけっぱなしにして昼休憩を過ごした場合、年間どれくらいのコストがかかるのか試算します。

エンジンをかけっぱなしで月2158円

一般的な昼休憩1時間のうち、前後5分を除いた約50分間、車内でエンジンをかけたまま休憩すると仮定しましょう。車はガソリン車とします。
 
停車時にエンジンをかけっぱなしにすることを「アイドリング」と呼びます。環境省によると、10分間のアイドリング状態(エアコン不使用)で、130ミリリットル程度のガソリンを消費するそうです。2023年3月時点でガソリンの平均価格は1リットル当たり約160円なので、130ミリリットル当たりのガソリン代は約21円です。つまり、約50分間のアイドリングで約104円のガソリンを消費することになります。
 
厚生労働省によると労働者1人当たりの年間休日日数は116日なので、年に249日出勤しているとします。出勤した際に毎日車で休憩しエンジンをかけていると、月間のガソリン代は2158円かかる計算になります。
 

冷房をつけて月2407円

車の冷房をつけた場合、消費するガソリン量はさらに増えます。
 
ナイル株式会社が行った調査によると、夏にエアコンを使用する人は25度に設定する人が最も多いという結果でした。環境省によると、車内の温度設定を外気と同じ25度に設定した場合、12%程度燃費が悪化します。エアコンを使用しないアイドリング状態だと50分間で約104円のガソリン代がかかりますが、エアコンを使用することで12%増しの約116円のガソリン代がかかります。月間のガソリン代は2407円になる計算です。
 
あくまでこの試算は外気と同じ温度設定にした場合なので、冷房の設定温度を下げるほどさらにガソリン代は高くなるでしょう。
 

暖房をつけて月2158円

意外だと思われるかもしれませんが、車の暖房をつけることで燃費に大きな差は生じません。
 
車の暖房は、エンジンをつけることで生じた排熱を暖房に再利用しています。そのため、冷房使用時のようにガソリン代が特別高くなるということもなく、アイドリング状態と同じようなガソリン消費量になります。
 

年間2万6394円のガソリン代

出勤時に毎日50分間、車のエンジンをかけっぱなしで休憩をとり、さらに7月と8月だけ冷房をつけたとしましょう。その場合、年間2万6394円のガソリン代がかかります。
 
車内で快適に過ごすためとはいえ、数万単位の金額がかかってしまうのはお財布に優しくないですよね。もしエンジンをかけっぱなしのまま車内にいることが多い場合、見直すきっかけにしてはいかがでしょうか。
 

出典

環境省 大気環境・自動車対策
厚生労働省 令和4年就労条件総合調査
ナイル株式会社 車のエアコンについての調査(PR TIMES)
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部

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