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40代ですが投資経験なしです。そんな私が今から投資をしても意味ありますか?

ファイナンシャルフィールド / 2023年7月20日 2時40分

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40代は将来について不安を抱えやすい時期です。将来のために投資を始めたいけど「今から投資を始めても遅いのではないか……」と考えている人も多いでしょう。   本記事では、40代から投資を始めるメリットと、投資を始める際に注意しておくべきポイントについて解説します。この記事を読むことで、40代からの資産形成に関する考え方が理解できるでしょう。

40代から投資を始めるべき理由

40代は、老後まで約20年以上の期間があります。40代で投資を始めれば、老後の資産額に大きな差が生まれます。例えば、つみたてNISAは少額から投資できるので、積極的に活用しましょう。
 
本項で、40代から投資を始めるべき理由について解説します。
 

40代の54%が投資未経験者

日本最大規模の金融オンラインスクール、グローバルファイナンシャルスクール(東京都港区)が2023年2月、20~60代の男女1000名に実施した「投資に関するアンケート」によると、株式や投資信託に投資した経験がない40代は54%でした。同調査によると、20代や30代と比較して、40代は投資未経験者が多いようです。
 

40代のうちに投資を始めるべき理由

40代は、老後に向けた準備を少しずつ始めるべきタイミングです。NISA制度を利用すれば、非課税で投資できるため、積極的に活用しましょう。
 
仮につみたてNISAを活用して、40歳から65歳まで年利5%の投資信託で毎月3万円を投資したとします。金融庁ホームページの「資産運用シミュレーション」を使って計算すると、65歳時点で総額1786万円となり、そのうち886万円は投資で増えた資産です。
 
40代であれば老後までに20年以上の運用期間をとれるので、投資成績も安定しやすいでしょう。50代になると、老後まで時間が足りなくなるので、投資のリターンが不安定になります。
 
また、つみたてNISAは最低100円から投資できるので、だれでも始められます。無理なく投資できる範囲で構わないので、できるだけ早めに投資を始めましょう。
 

40代から投資を始めるポイント

40代から投資を始める際には、老後までの期間と手元資金の管理について計算してから始めるとよいでしょう。
 
40代から投資をする際のポイントについて解説します。
 

60代までの時間が限られている

40代であれば、一般的な定年退職年齢65歳を迎えるまでに、25〜16年の期間を確保できます。この期間を有効に活用するためにシミュレーションが大切です。
 
65歳までに貯めておきたい金額を算出し、目標金額を達成するために必要な利回り、投資金額を計算しましょう。時間が限られているからこそ計算しやすく、計画的に投資プランを立てる必要があります。利回りと収益予測は、上述の「資産運用シミュレーション」を活用するとよいでしょう。
 

余裕があるうちに手元資金を活用する

40代は、20代や30代と違って、金銭的に余裕のある方が多いでしょう。さらに、50代や60代よりも体力があるので、働いてお金を増やすこともできます。50代や60代になってからリスクをとって投資するには勇気が必要です。
 
しかし、40代は金銭的に余裕があって、まだ働ける体力がある時期だからこそ、積極的に投資にチャレンジして将来に備えやすい時期です。
 

まとめ

本記事では、「40代の投資未経験者が今から投資を始めてもよいのか」というテーマで解説しました。
 
結論は、40代だからこそ早めに投資を始めるべきです。40代は、預貯金も十分にあり、働く体力も残っている時期なので、積極的に投資にチャレンジできる世代といえます。40代の投資未経験者だったとしても、つみたてNISAなどを活用して無理のない範囲で投資を始めましょう。
 

出典

グローバルファイナンシャルスクール 投資に関するアンケート
金融庁 資産運用シミュレーション
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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