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【ベランダで太陽光発電!】エアコンだと何時間分使用できる?電気代は月にいくら節約できる?

ファイナンシャルフィールド / 2023年10月4日 6時30分

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電気代の値上がりを受け、太陽光発電に興味を持つ方もいらっしゃるでしょう。しかし、導入するには初期費用がかかるうえに、設置工事も必要です。   手間を感じる場合におすすめなのが「ポータブルソーラーパネル」です。「ポータブル電源」と併用することで、発電した電気をためておけるため、電気代節約が期待できます。   今回は、「ポータブルソーラーパネル」と「ポータブル電源」を使うことで、どれほどの電気代が節約できるのかをご紹介します。

「ポータブル電源」を使用するといくらお得なのか

ポータブル電源で使用できる電力は、製品の充電池容量により、大きく異なります。
 
例として、フル充電で「1152ワットアワー」の電力が使用できるポータブル電源で、エアコンが何時間使用できるのかを確かめてみましょう。今回は、消費電力量490ワットのエアコンを稼働した場合で計算します。
 
ここで注意しなければならないことは、ポータブル電源は、使用していない場合でも自然放電されてしまうため、フル充電であっても、1152ワットアワー分がすべて使用できるわけではありません。ここでは、30%ほどが自然放電すると仮定すると、約806ワットアワー分が使用できるといえます。
 
490ワットのエアコンを稼働させる場合、使用可能時間はおよそ1.6時間です。
 
家で490ワットのエアコンを1時間稼働させた場合の電気代は約14.7円(電気代単価30円/キロワットアワーで計算)となるため、23.5円分の電気がまかなえます。毎日1.6時間分ポータブル電源で使用すると、月に約706円節約できることが分かります。
 

「ポータブルソーラーパネル」でフル充電するのは何時間かかるのか

「ポータブルソーラーパネル」によって自家発電した電力を使用することで、ポータブル電源でまかなう分の電気代は0円になります。実際に、ポータブルソーラーパネルで、どれほどの電力を充電できるのかを見てみましょう。
 
製品により、発電可能な電力量は異なりますが、ポータブルの場合は、およそ100~180ワットの出力が可能なものが多いとされています。180ワット出力できる製品であれば、先ほどのポータブル電源(1152ワットアワー使用可能なもの)をフル充電するためにかかる時間は、約13時間です。
 
天候によって多少の差はありますが、晴れている日であれば、半日ほどで充電できます。
 
昼間に充電して、夜寝る前の1時間ポータブル電源でエアコンを稼働させれば、その分の電気代を節約できるでしょう。
 

ポータブル電源とソーラーパネルで節約しながら万が一に備えよう

「ポータブル電源」と「ポータブルソーラーパネル」を併用することで、効率よく電気代を節約できます。
 
今回は、エアコンにかかる消費電力で計算しましたが、携帯の充電や野外での電源などにも使用できます。昼間に十分な電力をためられない場合は、夜に電気代がお得になる契約にして、夜間に充電することをおすすめします。
 
実際には、本体を購入するために数十万円するため、トータル的には大きな節約効果はそれほど期待できないかもしれません。しかし、電気をためておくことで、災害時にも役に立つため、いざというときに安心です。
 

出典

東京電力エナジーパートナー株式会社 料金単価表‐電灯 従量電灯B
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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