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結婚が決まりました! 招待客1人にいくらかけたらよい? 結婚式の相場いろいろ知りたい!

ファイナンシャルフィールド / 2023年11月1日 6時20分

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結婚が決まって結婚式をするとなったものの、具体的にどのくらいの費用がかかるか把握していない人も多いのではないでしょうか。また、結婚式を行うにしてもなににどのくらいのお金がかかるのかも、意外と見落としがちな部分かもしれません。   本記事では、結婚式にかかる費用相場はどのくらいなのか、結婚式に招待したゲストが包むご祝儀は平均してどのくらいなのかなどを解説します。

結婚式にかかる費用相場はどのくらい?

株式会社リクルートが運営する「ブライダル総研」の「ゼクシィ結婚トレンド調査 2022」によると、結納・婚約〜新婚旅行までにかかった費用として、挙式・披露宴・ウエディングパーティーの総額は、平均303万8000円と結果です。また、招待客1人あたりの平均は料理が1万6700円、ギフトが6900円であることも伝えています。
 
2021年の同調査では、挙式・披露宴・ウエディングパーティーの総額は平均292万3000円、招待客1人あたりの料理費用は平均1万6100円、ギフトが6800円となっており、年々、増加している傾向です。
 

結婚式をする地域や会場によってかかる費用は異なる

結婚式にかかる費用は、地域や会場の種類、内容によって大きく異なります。結婚式にかかる費用を地域別にみると、図表1のように首都圏が347万3000円と最も高く、最も低い北海道の188万3000円とは159万円も差がある状況でした。
 
【図表1】

地域 結婚式にかかった費用総額の平均
北海道 188万3000円
青森・秋田・岩手 205万3000円
宮城・山形 255万5000円
福島 288万3000円
茨城・栃木・群馬 298万8000円
首都圏 347万3000円
新潟 283万5000円
長野・山梨 296万2000円
富山・石川・福井 286万0000円
静岡 325万3000円
東海 295万6000円
関西 298万8000円
岡山・広島・山口・鳥取・島根 273万4000円
四国 265万4000円
九州 299万5000円

(株式会社リクルート「ゼクシィ結婚トレンド調査 2022」より筆者作成)
 
結婚式の会場によっても費用差が発生します。披露宴・ウエディングパーティーの会場別にかかった総額費用の平均は図表2のとおりで、ハウスウエディング(ゲストハウス)が最も高くなっています。
 
【図表2】

結婚式を行った会場 結婚式にかかった費用総額の平均
一般の結婚式場 369万2000円
ホテル 361万2000円
レストラン 320万4000円
ホテル・式場・会館内のレストラン 255万円
ハウスウエディング(ゲストハウス) 418万3000円

株式会社リクルート「ゼクシィ結婚トレンド調査 2022」より筆者作成
 

ゲスト1人あたりが包むご祝儀の相場はどのくらい?

結婚式を行う際には、まとまった費用を用意しなければなりませんが、招待客が包むご祝儀をあてることは可能です。
 
同調査によると、ご祝儀の平均は180万4000円となっています。招待客人数の平均は約43.2人なので、新郎新婦に渡すのは1人あたり約4万円の計算です。
 
また、結婚の際には、親や親族から費用の援助を受けたりする人もいたり、福利厚生で結婚祝いを支給したりする企業もあります。ご祝儀と援助、祝い金などを差し引いた金額を新郎新婦で支払えばよいので、それらを合算した金額によっては、負担をおさえることも期待できるでしょう。
 
実際に親や親族から、結婚費用(結納、挙式、披露宴・ウエディングパーティー、2次会、新婚旅行) の援助を受けるケースは多く、割り合いにして全体の76.9%という高さでした。
 

新郎新婦との関係性によって祝儀の金額に違いがある

ご祝儀の相場は平均180万4000円ですが、新郎新婦と招待客との関係性によっても、金額差があります。同調査で1人当たりの平均を新郎新婦と招待客との関係性別にまとめると、図表3のようになります。
 
【図表3】

新郎新婦との関係性 ご祝儀の平均
友人・同僚 3万円
上司 4万2000円
親族 7万7000円
恩師 4万円

株式会社リクルート「ゼクシィ結婚トレンド調査 2022」より筆者作成
 
ご祝儀を期待しすぎるのもよくありませんが、招待客のなかに親族が多ければ受けとれるご祝儀は多くなり、友人や同僚ばかりになると少なくなる可能性が高いでしょう。新郎新婦と招待客の関係性から、受けとれるご祝儀の金額をある程度、予想したうえで結婚式にかける費用を検討してみてもよいでしょう。
     

結婚式にかかる費用を理解して招待客1人あたりの適切な予算を検討しよう

結婚式にかかる費用は、会場の種類や結婚式を行う地域によって大きく異なります。ただし、結婚式にかかる費用全額が新郎新婦の出費になるわけではなく、招待客からのご祝儀や親や親族からの援助、会社からのお祝い金といった費用もあてられます。
 
結婚式をどこで行うのか、招待客の人数、新郎新婦と招待客の関係性などを考慮したうえで、1人あたりにかける適切な予算がどれくらいになるのか検討してみましょう。    
 

出典

株式会社リクルート ブライダル総研 ゼクシィ結婚トレンド調査 2022
株式会社リクルート ブライダル総研 ゼクシィ結婚トレンド調査 2021
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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