「夫に内緒で借金しちゃいました…」 7割がバレずにすんだ？どうすればバレない？

ファイナンシャルフィールド / 2023年11月1日 10時0分

結婚後に妻が借金をした場合、夫にバレることがあるのでしょうか。共働きで妻も収入がある場合には、自身の給与から返済することでバレないかもしれませんが、そうではない場合には、夫にバレるのではないか、と落ち着かない時間を過ごすことになります。そこで本記事では、どういう場合に夫に内緒で借金をするのか、借金をしてしまった場合にどう解決したらよいのか、などを解説していきます。

夫にナイショで借金をしてもバレない？

保険マンモス株式会社が、夫にナイショで借金をしたことがある主婦151名に対して調査をした結果によると、借金の理由として「生活費に充当する目的」がトップという結果でした。

借金をしてまで生活費に充当しなければならない理由はさまざまでしょうが、生活費が足りないことを夫にいい出せないケースや、妻自身が家計のやりくりについて責められることをさけたい、などという理由が考えられます。

借金が夫にバレた人は3割も

同調査によると、「夫にバレずに借金返済ができた」と答えた人は約7割でした。つまり、約3割は借金が夫にバレています。バレないようにどんな工夫をしたかについては、「督促（とくそく）がこないように期日を守った返済をした」ことや、「Web完結の借り入れにより自宅に郵便物が届かないようにした」、などがあげられています。

これらのことから、返済期日を守らないことや、自宅に郵送物が届くような借り入れの仕方をする場合は、夫にバレやすいといえます。

妻がナイショで借金をした場合の対処法

現在、夫にナイショで借金をしているという人は、まずは借金の金額（残額）などを洗い出し、返済計画が妥当（だとう）であるのか、改めて考えてみましょう。

子どもがまだ幼く今後の教育費などがかさみそうな場合や世帯収入が限られている場合などは、今は借金がバレなくても、今後バレる可能性が高いでしょう。家計における資金ぐりがうまくいかないことで借金をしたのであれば、なおさら返済分も家計支出に大きくのしかかってきます。

したがって、返済計画を見直したうえで、先々でお金が回らなくなるようであれば、早い段階で夫に相談し、夫婦で改めて返済計画を立て直しましょう。借入額や借り入れ先にもよりますが、金利の負担は影響が大きいでしょう。夫に相談したうえで、まとまった資金があれば、なるべく繰り上げ返済や一括返済をするなどを行い、早期の完済を目指しましょう。

他にも、可能な限り収入を増やし、返済額の確保と、もう2度と借金をしなくてよいように貯金を進めましょう。

まとめ

夫にナイショで借金をした場合、バレずに逃げきれることも少なくないようです。

しかし、そもそも借金をした理由が、家計管理がうまくいっていないなどの理由であれば、一時的な借り入れだけではその場しのぎになり、借金をくり返すことにもなりかねません。そのため借金を早期に返済することを目標にすると同時に、家計改善をはかることや、収入を増やすことなども検討していきましょう。