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「転職で逃げるな! 」と周囲にいわれました。 よい転職と悪い転職の違いとはどういうもの?

ファイナンシャルフィールド / 2023年11月1日 10時10分

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「転職は逃げること」という価値観を持っている人がいます。しかし、転職はキャリアアップや自分に合った就労環境を実現するための手段という考え方もあります。転職するかどうかは自分で判断することですが、転職を検討している場合は、それが「よい転職」なのか「悪い転職」なのかを考えることも大切といえるでしょう。

転職が当たり前の時代に突入か

近年は終身雇用制度が難しいと考える企業もあり、転職が当たり前になりつつあります。複数回の転職も珍しくなく、転職自体が悪いわけでもないでしょう。
 
株式会社NEXERが行った、「会社に勤めている全国の男女1000人に対するアンケート」のなかで、転職経験の有無に関しては68.3%が「ある」と回答しています。さらに、7割以上の人が複数回の転職をしているため、転職は珍しくないことといえるでしょう。
 
「今よりも給料が高い職場に転職したい」「人間関係がいい職場で働きたい」など、転職を考える理由は人それぞれです。
 
同調査によると、75.1%の方が転職活動の結果に「満足した」と回答しています。自分が転職を目指す理由を整理し、きちんと情報収集を行えば、希望をかなえられる転職を実現できるでしょう。
 
しかし、転職には「よい転職」と「悪い転職」の2つに大別できると考えられます。キャリアアップや収入アップにつながったり、人間関係が良好になる、ワークライフバランスの改善になるなど、希望がかなえば「よい転職」といえるでしょう。
 

「よい転職」と「悪い転職」とは

「よい転職」と「悪い転職」は、あくまでも主観的な評価です。しかし、客観的に見て、よい転職と評価できるのは下記のようなケースではないでしょうか。

●キャリアアップにつながる
●給与が上がる
●仕事だけでなくプライベートな時間も充実しワークライフバランスを実現できる
●職場の文化や人間関係が良好である
●仕事に適性があり、やりがいを感じられる

一方で、悪い転職として考えられるのは下記のようなケースです。

●給与が下がる
●スキルが伸びない
●自分の適性と合っていない
●勤務時間が長くプライベート時間がとれない
●将来的なキャリアパスが不明確である

一般的に、キャリアアップが見込める転職や給与が上がる、または良好な人間関係がきずけるなどの転職は「よい転職」と言えるでしょう。
 
現在の勤務先が、自分のスキルを正当に評価せず給与をおさえている場合は、正当に評価し、適正な給与を支払ってくれる企業への転職を検討してもよいでしょう。
 
ほかにも、現在の職場でハラスメントが横行しており、心身ともに消耗している場合は「自分の身を守るため」に転職を検討しましょう。この場合、自分の身を守ることが最優先事項ですから、給与がいくらか下がったとしても「よい転職」と評価できます。
 
よい転職を実現するにあたって重要なのは、給与水準や現在の職場に対する問題を整理し、転職先に関する充分なリサーチを行うことです。また、継続的に自己投資を行い、スキルや知識をアップデートして自分の市場価値を高めることも意識しましょう。
 
「転職で逃げるな! 」 と周囲からいわれたとしても、必ずしも真に受ける必要はありません。同調査では満足できる転職を実現できている人も多いことから、自分の価値観を大切にしながら、転職するかを検討しましょう。
 

まとめ

近年は転職を人が増えているといわれています。目的なくむやみに転職するのはおすすめしませんが、目的や希望を明確にしたうえで、希望がかなう転職は「よい転職」といえるでしょう。
 
「よい転職」を実現するためには、現在の状況をきちんと把握したうえで、細かく情報収集することが欠かせません。転職を検討している方は「よい転職なのか」「悪い転職なのか」を客観的に考えてみてください。
 

出典

株式会社NEXER 【今や転職は当たり前? 】 転職経験のある約3割が、転職を「5回以上経験」
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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