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定年後に必要なお金は「2000万円超」? 年金が「月20万円」でも生活費が足りないって本当? 夫婦2人の場合で解説

ファイナンシャルフィールド / 2024年1月21日 2時10分

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定年後は生活スタイルや収入も変化するので、特に経済面で不安に感じている人もいると思います。特に、「定年後は働かずに年金だけで生活する」ことを考えている場合は、生活費がいくらかかるかが気になるところではないでしょうか。   そこで本記事では、2人以上の高齢者世帯の生活費の平均額ほか、80歳や90歳まで生活した場合について紹介していきます。また、ゆとりのある老後生活費で必要な金額についても触れるので、参考にしてください。

2人以上の高齢者世帯の支出は平均で26万円以上!

総務省統計局の「家計調査報告(家計収支編)2022年(令和4年)平均結果の概要」によると、2人以上の高齢者世帯の支出は月に27万1525円です。また、2人以上の高齢者世帯の中で「65歳以上の夫婦のみの無職世帯」の支出の平均は月に26万8508円となっています。
夫婦のみの高齢者世帯でも、「月に26万円以上の支出」だということがわかりました。仮に年金収入が月に20万円だったとしても、毎月6万円以上の赤字になります。
 

夫婦で80歳や90歳まで生活した場合

夫婦で80歳まで生活した場合にいくら足りないのかを計算します。
「65歳以上の夫婦のみ無職世帯」の支出26万8508円を参考にすると、夫婦で月に20万円の年金収入があったとしても6万8508円足りません。65歳から80歳まで生活することを考えると、15年間で1233万1440円も不足することがわかります。
 
90歳まで生活した場合は、25年間で2055万2400円の不足です。月に20万円の年金収入のみで生活しようとすることは難しく、年金以外にも貯蓄や労働が必要だということがわかりました。貯蓄の場合は試算した不足分を老後の費用として準備しておくことが大切です。働く場合は年金収入で足りない月6万円が必要となってくるでしょう。
 

ゆとりのある老後生活のためには月に約38万円必要?

前述の支出の平均は最低限の生活に必要な支出といえますが、ゆとりのある老後生活を送るためには月にいくら必要なのでしょうか?
生命保険文化センターでは、ゆとりのある老後生活の費用を算出しています。その結果は月に37万9000円です。ゆとりのある老後生活については旅行やレジャーの費用や日常生活の充実、趣味や教養に充てる費用として考えている人が多く、約11万円が最低限必要な生活費に上乗せされます。
 
夫婦で月に20万円の年金収入だと考えると、ゆとりのある老後生活を送るためには17万9000円不足していています。65歳以降もフルタイム並みに働かなければ、不足分を補うことは難しいでしょう。ゆとりのある老後生活を実現するためには、65歳以降も働くことだけでなく、それまでに貯蓄をすることが必須のようです。
 

支出を把握し、いくら足りないのかを知りましょう

老後の生活は収入が減少する場合が多いので、これまで通りの支出では生活できないことも考えられます。そのため、生活費を含めた支出の見直しや確認をすることがおすすめです。支出がわかれば、収入がいくらあれば生活できるのか必要かわかります。まずは支出が月にいくらになるのかを把握しておきましょう。
 
また、ゆとりのある老後生活を送るためには働くことで年金以外の収入を得たり、貯蓄で不足分を補ったりする必要があります。この場合も、生活費やそれ以外の支出にいくらかかるのかを知るところから始めましょう。家族で話し合い、理想の老後生活を送れるようにシミュレーションしてください。
 

出典

総務省統計局 家計調査報告(家計収支編)2022年(令和4年)平均結果の概要
生命保険文化センター 老後の生活費はいくらくらい必要と考える?
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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