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「生活保護」を受けていますが料理が得意でなく「栄養面」が心配です…宅配弁当を活用してもよいでしょうか?

ファイナンシャルフィールド / 2024年2月6日 9時30分

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生活保護をもらっている方のなかには、料理が得意ではなく「栄養面」を心配する方もいらっしゃるでしょう。 最近では、料理が苦手な方や栄養面が心配な方に向けて、宅配弁当というサービスがあります。 しかし、限られた生活保護費でも宅配弁当を利用できるのかは、気になるところです。   そこで今回は、生活保護をもらっていても利用できる宅配弁当サービスや費用相場について解説します。

宅配弁当サービスとは?

宅配弁当とは、電話やインターネットから注文して、弁当を自宅に届けてもらえるサービスです。
栄養バランスに配慮された、彩り豊かな弁当が手元に届きます。
 
カロリーや塩分を調整した弁当や少量の弁当など種類も豊富で、高齢の方や栄養バランスを気にしている方におすすめです。
 
株式会社アクロスソリューションズと一般社団法人日本唐揚協会が共同運営している「食の窓口」では「宅配弁当と1人暮らしについての意識に関するアンケート調査」を実施しています。
この調査において、宅配弁当を利用している方の割合は、20歳以上の男女で3.1%でした。
 
この結果から、まだまだ普及しているとは言い難いでしょう。
 

宅配弁当サービスの費用相場

栄養面を意識しながら、手間をかけずに食事ができる宅配弁当サービスですが、どれくらいの費用がかかるのかを、知らない方もいらっしゃるでしょう。
この章では、宅配弁当サービス3社の費用をご紹介します。
 
それぞれのサービスにおける1食分の弁当代は、表1の通りです。
 
表1

ウェルネスダイニング
(健康応援
気配り宅配食)
ワタミの宅食
(まごころおかず)
ニチレイフーズダイレクト
(気くばり御膳
和食しっかり7食セット
2023秋冬)
セット価格 4644円
(7食セット)
4690円
(7食セット)
6000円
(7食セット)
1食分の価格 約663円 約670円 約857円

※すべて税込み
※参考サイトを基に筆者作成
 
宅配弁当サービスや注文する内容によって価格はさまざまですが、1食あたり600〜900円が相場であることが分かりました。
1食663円の宅配弁当を毎日1食分注文した場合、月当たりの費用は1万9890円となります。
 
なお、生活保護をもらっていても、宅配弁当サービスの利用に制限はありません。
しかし、生活保護は厚生労働大臣が定めた基準で計算されて、必要最低限の生活費分しか支給されないため、なるべく節約したいところです。
 
費用をおさえたい方は、宅配弁当サービスの活用は1日1食分にして、ほか2食は簡単な食事を自炊するとか、時間がないときだけ利用するなどと、工夫するとよいでしょう。
 

生活保護をもらっていても宅配弁当サービスの利用は可能

生活保護の支援を受けていても、宅配弁当サービスの利用は可能です。
ただし、限られた生活保護費で、宅配弁当サービスを1日3食も利用することは現実的ではありません。
 
自炊と併用して宅配弁当サービスを活用することで、節約しながら、栄養バランスを意識した食事を摂取できるでしょう。
 

出典

株式会社アクロスソリューションズ(現株式会社STSデジタル) 宅配弁当と1人暮らしについての意識に関するアンケート調査(PR TIMES)
ウェルネスダイニング株式会社 気配り宅配食 健康応援 気配り宅配食
ワタミ株式会社 ワタミの宅食 お弁当・お惣菜 まごころおかず
株式会社ニチレイフーズ ニチレイフーズダイレクト 気くばり御膳 和食しっかり7食セット 2023秋冬
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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