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クレジットカードを申し込んだけれど通りませんでした。再チャレンジで他のところに申し込んでも大丈夫でしょうか? 将来の住宅ローンに影響がでないか心配です…

ファイナンシャルフィールド / 2024年3月30日 9時10分

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クレジットカードは、日々の買い物から旅行などの娯楽まで幅広く使える便利なアイテムです。特に、サブスクリプション型のサービスが浸透してからはクレジットカードを利用するシーンも多くなり、これまで以上に必要性が増しているでしょう。しかし、もしもクレジットカードの審査に落ちてしまったら、別のクレジットカードを申し込んでも大丈夫なのでしょうか。   本記事では、クレジットカードの審査に落ちてしまった場合に、どのような影響があるのかについて解説します。

クレジットカードの審査に落ちる理由

クレジットカードの審査に落ちる理由は、さまざまです。クレジットカード会社から理由が明かされるわけではないので断定はできませんが、一般的には次のような理由で審査に落ちる場合があるといわれています。
 

・返済能力が十分でない

クレジットカードで支払う代金は後払いであり、要するに借金です。クレジットカードで支払う代金は一時的にクレジットカード会社が立て替えている状態のため、使用者は決められた期日までにクレジットカード会社へ支払い(返済)をする必要があります。そのため、クレジットカード会社にとって、「間違いなくお金を支払ってくれるのか?」が重要なポイントであり、信用に足らない場合は審査を通過できません。
 

・利用状況が不良または利用実績がない

現在もしくは過去に、利用しているクレジットカードの支払いを遅延または滞納の履歴がある場合、仮に返済能力が十分であっても審査で落とされる可能性があります。クレジットカードの毎月の支払いを期日どおりに支払ったのか、返済遅延や滞納などがあるのかは、すべて情報として管理されているので注意が必要です。また、クレジットカードの利用実績がまったくない場合も審査で落とされる場合があります。
 

再申し込みは半年程度、間をあけて

クレジットカードの審査に落ちてしまったら、すぐに別のクレジットカードへ申し込みをしたくなるところですが、短期間に複数回クレジットカードに申し込むと、それだけで審査に落ちる可能性が高くなります。理由は、クレジットカード会社が信用情報機関に情報を照会した履歴が残るからです。クレジットカード会社は、信用情報機関を利用して申込者の信用情報を参照します。その際、信用情報機関に情報を照会した履歴が残るため、直近に情報を照会した履歴が残っていると複数のクレジットカードに申し込んでいることが分かってしまうのです。短期間に複数のクレジットカードに申し込んでいると、お金に困っていたり還元ポイント目的だったりとネガティブな可能性を懸念されて落ちる可能性が高まります。
 
信用情報機関に残っている情報照会履歴は6ヶ月程度で消えるため、再申し込みまでの期間は半年以上あけたほうが賢明です。
 

将来の住宅ローンへの影響は?

短期間に何度もクレジットカードの申し込みをした履歴は半年程度で消えますが、クレジットカードの審査に落ちた原因によっては住宅ローン審査にも影響を与える可能性があります。借り入れが多い、返済遅延や滞納などがあるなどの理由でクレジットカードの審査に落ちている場合は、状況を改善しないと住宅ローンの審査で落とされてしまう可能性が高いので注意が必要です。
 

クレジットカードの審査に落ちたら黄色信号

クレジットカードの審査に落ちる理由は、返済能力や信用度が不十分であると判断されていることが主な理由です。ほかにもさまざまな要因で審査に落とされる可能性はありますが、健全な状況であれば落ちる可能性は高くありません。まずは何が原因で審査に落ちたのかを考え、思い当たることがあれば、そうした状況を改善することが大切です。信用情報機関の情報は5年以上残るため、最悪の場合5年以上クレジットカードが作れない可能性も念頭に置いておきましょう。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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