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「課長クラス」の平均年収とは?「部長クラス」と何万円差がある?

ファイナンシャルフィールド / 2024年4月1日 4時30分

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役職が上がると、昇給するケースが一般的です。   一般的には、プレーイングマネジャーの役割を担う課長よりも、管理者の役割を担う部長のほうが、重責を担うと考えられます。   そして、仕事の内容に比例して、給料も大幅にアップすることを期待する方が多いのではないでしょうか?   そこで今回は、課長クラスと部長クラスの平均年収を解説します。   さらに昇進する方法も紹介していますので、昇給を目指している方は、ぜひ参考にしてください。

課長クラスと部長クラスの平均年収

では早速、課長クラスと部長クラスの平均年収を比べてみましょう。
 
最終学歴によっても年収には差がありますので、今回は総務省統計局の「令和4年賃金構造基本統計調査」を基に、学歴別に平均年収(男女計)をまとめました。
 
表1

課長クラスの平均年収 部長クラスの平均年収 差額
学歴計 768万5600円 902万3600円 133万8000円
高校卒業 654万6900円 730万8400円 76万1500円
専門学校卒業 635万円 786万1200円 151万1200円
高専・短大卒業 705万2500円 796万8700円 91万6200円
大学卒業 836万6500円 987万4800円 150万8300円
大学院卒業 1054万8000円 1246万1200円 191万3200円

※総務省統計局「令和4年賃金構造基本統計調査」を基に筆者作成
 
学歴計の数字を見てみると、課長クラスと部長クラスの平均年収は、およそ134万円の差が生じています。
 
ここで、月給のデータ(学歴計)での差額を計算してみましょう。
 
課長クラスの平均月給は48万6900円、一方部長クラスの平均月給は58万6200円です。
 
その差は、9万9300円となり、毎月の収入に10万円近くの違いが出ることが明らかとなりました。
 
課長クラスの方が年収を上げるのであれば、部長への昇進を目指すとよいでしょう。
 

課長から部長へ昇進するには?

年収アップを目指す方のなかには、課長から部長への出世を希望している方もいらっしゃるでしょう。
 
しかし、上の役職に昇進することは簡単ではありません。
 
まずは、以下の方法を実践してみましょう。

・実績や業績を積む
 
・昇進試験を受ける
 
・上司に昇進したいと伝えておく
 
・リーダーシップを発揮する
 
・会社の人と良好な人間関係を築く
 
・スキルや資格を習得する

昇進時には、さまざまな要素が評価されるため、仕事で常に高いパフォーマンスを発揮する必要があります。
 
好成績を収めることはもちろん、人間性や専門性などを高めることもポイントです。
 
会社によっては、昇進試験に合格すれば、役職に就けるケースもあるでしょう。
 
まずは上司に昇進したい旨を伝えて、どうすればよいのかを具体化することが大切です。
 
また、昇進することでどれくらい給与が上がるのかを、事前に確認しておくと安心でしょう。
 

課長クラスと部長クラスでは年収に130万円ほどの違いが見られる

今回の結果から、課長クラスと部長クラスでは、年収に130万円ほどの違いが見られることが分かりました。
 
課長クラスと部長クラスとの給与の差は、最終学歴が高校卒業よりも大学卒業、さらには大学院卒業と、学歴にも比例して大きくなる傾向があります。
 
ただし、今回のデータによる給与の違いは平均金額です。
 
企業ごとに給与の条件は異なるため、自身の昇給額を確認したい場合は、自社の就業規則などを確認しましょう。
 
何より、成果を挙げたり資格を取得したりするなどして、自身の評価を高めることが重要です。
 

出典

総務省統計局 政府統計の総合窓口(e-Stat) 厚生労働省 令和4年賃金構造基本統計調査 一般労働者 役職 表番号2 役職、学歴、年齢階級、勤続年数階級別所定内給与額及び年間賞与その他特別給与額
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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