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「世帯年収500~600万円」の方は「幸せ」と感じやすい?世帯年収500~600万円は日本で何%?

ファイナンシャルフィールド / 2024年4月3日 3時40分

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「幸せ」の基準は人それぞれです。健康や家族など、幸せと感じる要素はさまざまですが、そのなかのひとつに年収などのお金が基準となる方もいらっしゃるでしょう。   そこで今回は「幸せ」と感じる人の世帯年収について、結婚経験のある男女を対象としたアンケート結果を基にまとめました。ご自身の年収および幸福度と照らし合わせながら、ぜひ最後までお読みください。

幸せだと感じる世帯年収は?

株式会社ネクストレベルが運営する「マッチングアプリ大学」では、結婚と幸福度の関係性についてアンケートを実施し、その結果を公開しています。ここでは、世帯年収は幸福度にどのくらい影響を与えるのかを見てみましょう。
 
アンケート調査で結婚生活を「とても幸せ」「幸せ」と答えた方を「いま幸せ派」、「あまり幸せではない」「幸せではない」と答えた方を「いま不幸せ派」に分けて、それぞれの世帯年収の割合を表1にまとめました。
 
表1

世帯年収 いま幸せ派 いま不幸せ派
300万円未満 5.9% 27.5%
300~400万円未満 15.5% 5.0%
400~500万円未満 17.2% 20.0%
500~600万円未満 18.5% 17.5%
600~700万円未満 9.7% 10.0%
700~800万円未満 8.4% 2.5%
800~900万円未満 8.0% 12.5%
900~1000万円未満 5.0% 0%
1000万円以上 11.8% 5.0%

※株式会社ネクストレベル「『幸せに必要なもの』に関する調査」を基に筆者作成
 
上記から、世帯年収で最も多かったのは、「いま幸せ派」では「500~600万円未満」、「いま不幸せ派」では「300万円未満」であることが分かります。300万円未満と回答した方で幸せと感じている割合は5.9%と、比較的低い水準にあります。
 
800~900万円未満の世帯年収でありながら「幸せではない」と回答した方が12.5%いることから、「年収が高ければ幸せである」とは一概に言い切れませんが、少なからず収入が幸福度に影響を与える可能性はあるといえるでしょう。
 

年収500~600万円の世帯の割合

次は、前述したアンケート結果で「いま幸せ派」の回答で最も多かった500~600万円未満の世帯が、日本でどの程度いるのかを見てみましょう。
 
厚生労働省の「2022(令和4)年 国民生活基礎調査」によると、所得が500~600万円未満の割合は全体の8.4%でした。平均所得金額は545万7000円、中央値は423万円と報告されており、アンケート調査の「いま幸せ派」の結果上位2つに当てはまる世帯年収です。
 
上記の結果から収入と幸福度の関係性について考えると、幸せを感じるためには世帯年収を500万円以上にすることが重要な要素のひとつと考えられます。世帯年収を上げるには、以下の方法があります。


・共働きになる
・パート勤務から正社員を目指す
・収入を増やすために転職する
・副業を始める

上記のようにいくつかの方法が考えられますが、夫婦世帯においては共働きになることが世帯年収を500万円以上にする近道といえるでしょう。
 

世帯年収500~600万円の方は「幸せ」と感じやすい傾向にある

今回の既婚者を対象としたアンケート結果から、今の生活を幸せと感じている方のなかで、世帯年収500~600万円の割合が最も多いことが分かりました。
 
幸せを感じる基準は人によってさまざまなので、一概にお金が関係しているとは言い難いですが、少なからず影響を与えていることが分かります。世帯年収を500万円以上にするためには、夫婦共に働いたり転職や副業を検討したりする必要があるでしょう。
 

出典

株式会社ネクストレベル 「幸せに必要なもの」に関する調査(PR TIMES)
厚生労働省 2022(令和4)年 国民生活基礎調査の概況 II 各種世帯の所得等の状況 2 所得の分布状況 図9 所得金額階級別世帯数の相対度数分布(10ページ)
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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