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小学生の子どもにお手伝いなどでお金の大切さを教えていますが、マネーリテラシーを高めるため今からできることはありますか?

ファイナンシャルフィールド / 2024年4月11日 21時0分

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マネーリテラシーが高いか低いかは、大人になってからの生活に影響しやすいといわれています。現代を生きる人にとって、お金はなくてはならないものです。お金がなければ暮らしてはいけません。将来お金に困ることがないよう、子どものうちからお金の大切さを学ばせたい親は増えているのではないでしょうか。   本記事では、マネーリテラシーの重要性や小学生が身につける方法などを紹介します。

なぜマネーリテラシーを身につけることが大切なのか?

マネーリテラシー(金融リテラシー)とは、簡単にいえば生きていくうえで必要なお金の知識のことを指します。お金を稼いで必要なことに使ったり貯めたりといった基本的なことはもちろん、現代においてはお金に関するさまざまな知識が要求されます。その一つが、身近な詐欺や悪徳商法です。
 
特に、詐欺の手法は巧妙になりつつあります。偽サイトへ誘導するフィッシング詐欺とよばれる偽メールやSNSでの誘導、メッセージ機能を使った偽の情報など、お金に関する落とし穴は以前よりもずっと身近になっています。
 
決済方法も多様化しており、クレジットカードや電子マネーなど、現金を使わずに決済が完了することが多いのが現状です。そのため、実際に自分がいくら使っているのか把握しきれない人もいるでしょう。こうした理由から、マネーリテラシーを身につけるのは重要なのです。
 

最低限身につけたいマネーリテラシーとは?

政府広報オンラインでは、マネーリテラシーについて「使う」「備える」「貯める・増やす」「借りる」の4つのカテゴリーに分けて解説しています。しかし、お金は何もせずに入ってくるわけではありません。まず収入を得る手段、利益を生む仕組みを教えることも重要です。
 
小学生のうちは、まず基本的なものから始めてみましょう。小学生が始めやすい方法の一つに、お小遣い帳があげられます。スマホを持たせているなら、アプリも活用できます。
 
お小遣い帳で管理できるのは、「収入」「支出」「残高」といった基本的でシンプルな情報です。子どもの場合、収入に当たるのはお小遣いやお年玉、お手伝いの報酬などですが、それをさらに増やす方法を教えるのもマネー教育につながります。
 
子どもにお手伝いをさせているなら、自分でサービスを企画させるという方法もあります。親が一方的に「このお手伝いはいくら」と決めるだけでは、雇用される側しか体験できません。
 
それだけではなく、子どもにも家族向けのサービスを提案させるのです。必要な経費はお小遣いから出し、得た収入を差し引けば利益も分かります。さらに利益を上げるためのオプションの追加なども、面白いアイデアです。
 
そして、得た収入のなかで預金をしたり増やしたりしていけば、お金を使う面白さや楽しみも増します。子ども名義の口座を作ってあげるのもいいでしょう。小学生なら「借りる」ことには縁がありませんが、あえて親が融資するのも勉強になります。その際、利息や期限を決めることも必要です。
 
例えば、500円なら年利2%で、1000円なら年利0.5%といった具合に決めていきます。ただ、実際に利息を返済させるのではなく、お手伝いメニューを利息代わりにすればいいのです。このように、実感をもってお金の流れを学んでいくことで、詐欺などのトラブルを避ける感覚も身につけていけます。
 

書籍やアプリなどから学ぶのも身につける方法

マネーリテラシーを身につけさせるには、書籍を読ませるのもよい方法です。子ども向けの書籍なら、お金に関する仕組みが子どもでも理解しやすいよう工夫されていますし、親では説明が難しい部分も解決できます。アプリの活用や省庁のサイトで公開されているサービスを利用するのもいいでしょう。そして、何より大切なのは親も一緒に学ぶことです。
 

出典

政府広報オンライン 「金融リテラシー」って何? 最低限身に付けておきたいお金の知識と判断力
金融庁 小学生のみなさんへ
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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