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年収「1000万円」も可能?「FAS(ファイナンシャル・アドバイザリー・サービス)」とはどのような職業?

ファイナンシャルフィールド / 2024年4月19日 1時0分

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将来的にキャリアアップを考える際、気になるのが年収です。   平均年収が1000万円を超える職種がある中でも、とくに高額なのが士業やコンサルタント関係。   中でも「FAS(ファイナンシャル・アドバイザリー・サービス)」のマネジメント層の平均年収は1300万円を超えます。とはいえ、FASと聞いてもピンとこない方も多いのではないでしょうか?   そこで今回は、FASの仕事内容、就職するために必要な資格とマネジメント層の年収ランキングをご紹介します。

FAS(ファイナンシャル・アドバイザリー・サービス)とは?

FASは「ファイナンシャル・アドバイザリー・サービス」の略であることからも、企業に対し主にお金に関するアドバイスをする企業です。具体的な仕事内容やFASへの就職に必要なスキルなどを確認しましょう。
 

FASの仕事内容

FASの主な仕事は「M&A支援」「企業・事業の再生」「フォレンジック」などです。
 
最も多いのはM&A支援業務で、マネジメントや交渉、買収を考えている企業の監査などを行います。
 
フォレンジックとは、不正行為の原因究明や防止などを支援する業務のことです。近年では企業内で業務のデジタル化が進んでいることやコンプライアンスに関する意識の高まりなどから、需要は増加傾向にあります。
 

FASに就職するには?未経験でも採用されるのか?

FASで働くためには、幅広い知識や財務に関する分析力などが求められるため、採用されるのは簡単ではありません。
 
財務やコンサルティング関連の実務経験や日商簿記検定2級以上、公認会計士などの資格があると有利に働く可能性もあるでしょう。ほかにも、語学力や高いコミュニケーション能力なども役立ちます。
 
これらのことからも、未経験でFASを目指すのは、かなり難易度が高くなります。
 
とはいえ、FASでも企業によって求めているスキルは異なるため、可能性はまったくのゼロではないといえるでしょう。
 

FASの年収はどれくらい?

株式会社MS-Japanが調べた管理部門・士業の「マネジメント層」の平均年収ランキングによると、マネジメント層の平均年収ランキングトップ3は、表1の通りです。
 
表1

順位 職種 平均年収
1 FAS・財務系コンサルタント 1360万円
2 経営・戦略コンサルタント 1273万円
3 公認会計士 1090万円

※MS-Japan管理部門・士業の「マネジメント層」の平均年収ランキングを元に筆者作成
 
名だたる職種を抑えてトップになったのがFAS・財務系コンサルタントです。
 
経営・戦略コンサルタントは、さまざまな企業が導入しているといわれ、多くの大手企業の経営層を支える存在です。公認会計士も監査や会計といった業務に加え、経営コンサルティングも行う国家資格です。
 
これらの職種を抑えFASがトップになったのは、専門性や業務の難易度の高さ、1つのプロジェクトで動くお金が大きいといったことが考えられます。
 

マネジメント層の平均年収が1000万円以上のFASは財務に関するプロ集団

FASでは、企業の財務や会計などに関するコンサルティングを行います。
 
そのため、FASで働く人材には幅広い知識や経験が求められます。さらにマネジメント層にもなると、クライアント企業の今後を左右するような判断が必要な場合もあり、責任も重大です。
 
財務やコンサルティングに興味があり、知識を生かしたいと考えている方は、一度挑戦してみてはいかがでしょうか。
 

出典

「MS-Japan調べ」
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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