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新幹線の目的地付近で「腹痛」になり、トイレにこもって乗り過ごした場合、差分を請求されるのでしょうか。

ファイナンシャルフィールド / 2024年4月24日 9時30分

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長距離を新幹線で移動するのであれば、予想外の体調不良でトイレに駆け込み、気がついたら目的駅を過ぎてしまうという経験をすることも考えられます。その場合には、体調不良という不可抗力にもかかわらず、差分を支払う必要があるのでしょうか。   この記事では、新幹線の乗越精算の基本知識を確認したあとで、しかたなく乗り越してしまった場合の処理の仕方について説明します。

新幹線の乗越精算の基本知識

新幹線を利用する際に、さまざまな理由で目的地を通り過ぎてしまうと、運賃の精算が必要となることがあります。ただし、新幹線の運賃体系は複雑であり、乗り越した区間の精算額は単純な差額とは異なることもあるのです。
 
特に大都市圏内や特定の区間を越えた場合、精算方法には細かなルールが適用されることがあります。以下で、東京から大阪までの乗車券を持っていて、誤って大阪を越えて神戸まで乗り越してしまった場合に適用される主なルールを確認してみましょう。
 
・自由席利用と指定席利用の違い
自由席と指定席では乗り越し精算の方法が異なります。自由席の場合は比較的単純な精算が可能ですが、指定席を利用していた場合、指定席料金の払い戻しや再精算が必要になることがあるのです。
 
・乗越区間が大都市近郊区間内のとき
東京・大阪・福岡・新潟・仙台の近郊に設定されている「大都市近郊区間」内での乗り越しは、通常、変更前と変更後の運賃の差額で精算できます。しかし、その区間を超えて乗り越した場合は、新たに追加の運賃を支払わなければならなくなります。
 
このように、新幹線の乗り越し精算は多岐にわたる要素を考慮する必要があります。したがって、乗り越してしまった場合は、速やかに乗務員に報告し、適切な精算方法について相談することが重要です。
 

誤乗区間の処理

長距離を移動する際、疲れや体調不良で予定の駅を乗り過ごすことは十分に考えられます。そのようなときに知っておいた方がよい知識が「誤乗区間」の正しい処理方法です。なお、乗り越した場合に適切な対応をとらなければ、不正乗車と見なされる場合があります。
 
まず、目的駅を過ぎてしまった場合、乗務員への迅速な報告が求められます。このとき、誤った区間(誤乗区間)について説明し、乗務員の指示に従うことが重要です。正直な態度で状況を説明すれば、体調不良などの場合は乗務員が無賃での折り返し措置を講じてくれる場合があります。
 
例えば、東京から名古屋を目指していたが、トイレにこもっていて京都まで行ってしまったとしましょう。その事実を乗務員に伝えると、京都から名古屋までの誤乗区間を、差額精算なしで折り返す「無賃送還」の措置をとってもらえることもあるのです。
 
なお、無賃送還の証明を受けた後でも、折り返しの途中で下車すると、その証明は無効となり、再度運賃の精算が必要です。このため、乗り過ごしをした場合は、折り返しの際には途中下車せず、最終目的地まで直行する必要があります。
 

体調不良で乗り越してしまったときは乗務員に丁寧に説明してみよう

誤乗区間の運賃を請求されるかどうかは、担当乗務員の状況判断に依存します。いかなる理由であれ、 乗車券の範囲外の区間に乗車してしまったのであれば、本来は運賃を支払う必要があります。
 
無賃送還してもらうには、誠実な態度で丁寧に説明するしかありません。何よりも、乗務員とのコミュニケーションが解決の鍵を握っているため、適切な申告と理解を求める姿勢が大切です。
 

出典

JR東日本 旅客営業規則>第2編 旅客営業 -第7章 乗車変更等の取扱い -第3節 旅客の特殊取扱 -第6款 誤乗及び誤購入
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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