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「加湿器」代わりに「ぬれタオル」で保湿!電気代はいくら節約できる?

ファイナンシャルフィールド / 2024年4月27日 3時20分

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部屋の加湿をすると、喉の乾燥を防いで風邪などの予防につながったり、肌の乾燥を防いでくれたりするため、部屋の加湿を行っている方もいらっしゃるでしょう。   しかし、ずっと加湿器を使っていると、電気代が気になる方もいらっしゃるかもしれません。 加湿にかかる電気代が負担に感じる場合には「ぬれタオル」を使って加湿する方法もあります。   本記事では、部屋の加湿に「ぬれタオル」を使用した場合、どのくらい節約につながるか解説します。

加湿器を日中使用した場合の電気代

加湿器を日中の間、8時間使用した場合の電気代を計算します。
 
電気代の計算には、以下の式を用います。
・1時間あたりの消費電力(キロワット)×時間(時間)×電気料金単価(円/キロワットアワー)
 
加湿器には、超音波式、スチーム式、ハイブリッド式などさまざまな種類がありますが、今回はあるメーカーのハイブリッド式の加湿器を使用した場合を想定します。
 
消費電力は最大出力の「強」の場合、335ワットです。
ワット数をキロワットに直すと、1000で割る必要があるため、0.335です。
 
また、電気料金単価は、東京電力エナジーパートナー株式会社の従量電灯Bの電力料金の第一段階である29円80銭を用います。
 
それぞれを計算式に当てはめると、加湿器を8時間使った場合の電気代は以下の通りです。
 
・0.335(キロワット)×8(時間)×29.80(円/キロワットアワー)=約79.9円
 
以上を1ヶ月間続けて利用すると、2397円になります。
 
つまり、ぬれタオルで部屋の加湿を行うことで、毎月2397円の節約になるといえるでしょう。
 

「ぬれタオル」で加湿するメリット

「ぬれタオル」で加湿することで、電気代が節約できることは先述しましたが、加湿器の洗浄の手間が省けるというメリットも挙げられます。
 
加湿器には、加湿のため水を入れておかなければいけません。
しかし、長時間水を入れたままにしておくと、水道水のミネラルが固まってしまい水あかになったり、菌・カビの発生につながったりするため不衛生になってしまいます。
 
汚れたまま放置してしまうと、加湿器自体の働きが悪くなるだけでなく、アレルギー症状が出てしまう可能性もあり、かえって健康を損ねてしまうかもしれません。
 
加湿器のパーツの把握や、洗浄の手間を考えると「ぬれタオル」は洗濯をするだけで清潔を保(たも)てます。
 
しかし「ぬれタオル」で加湿をするとなると、どのくらい使えばお住まいの部屋が適切に加湿されるか分からないという方もいるかもしれません。
 
電気代のみならず、加湿される範囲や洗浄の簡便さなども加味して加湿の方法を選ぶとよいでしょう。
 

「ぬれタオル」での加湿で、月2000円ほどの節約が可能

部屋の加湿に「ぬれタオル」を用いれば、月2397円の節約になることが分かりました。
 
また、タオルを濡(ぬ)らして部屋に下げるだけなので、簡単に加湿ができます。
 
加湿の際には、どのくらいの範囲を加湿したいか、またどのような効果を得たいかも重要でしょう。
 
ご自身のライフスタイルや家族構成などに合わせて、加湿方法を検討しましょう。
 

出典

東京電力エナジーパートナー株式会社 電気 従量電灯B・C 電力量料金 最初の120キロワットアワーまで(第1段階料金)
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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