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1人暮らしを始めたので自炊を頑張りたい! ごはんは「冷凍」と「パック」どちらがお得ですか?

ファイナンシャルフィールド / 2024年4月27日 3時30分

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一人暮らしは家賃や水道光熱費などがかかるため、食費をなるべくおさえたいとお考えの方もいらっしゃるでしょう。   また、一人暮らしであれば、米を買って炊飯するよりも、パック入りご飯を購入しておいた方が安いのではないかと考える方もいるかもしれません。 パック入りのごはんは、炊飯をしなくともレンジで温めるだけで食べられるため、重宝する方もいらっしゃるでしょう。   本記事では、毎日パックごはんを食べた場合と、炊飯して冷凍保存しておく場合のどちらの節約効果が高いか検証します。

毎日パックごはんを食べた場合

1日3回パックごはんを食べる場合の費用を計算します。
 
パックごはんの相場は、3食入りはおおよそ495円(税込み)、5食入りは530円~696円(税込み)ほどです。
 
1食分のごはんというと、茶わん1杯程度(約150グラム)を想像される方もいらっしゃるでしょう。しかし、パック入りは200グラムと茶わん1杯分よりも少し多めに入っている場合が多いようです。
 
また、先ほどの相場内では200グラム入りのパックごはんは、5食入り530円(税込み)が最安値でした。
 
1パックを毎日3食、1ヶ月間食べ続けるとすると、90食分の購入が必要になるでしょう。
 
90食分というと、1ヶ月で5食入りを18個購入する計算となるため、9540円の費用が必要となります。
 
また、小盛りの100グラム~150グラム程度でも十分であれば、小盛りのパックの方がさらに安価の場合が多いため、費用をおさえられるでしょう。
 

ご飯を炊いて冷凍した場合にかかる費用

米の相場は、5キログラムで2000円~3000円前後です。
 
こちらも、同じく茶わん1杯分(150グラム)を毎日3回食べる場合について計算します。
なお今回はご飯を炊いたり、冷凍や解凍したりするにあたっての水道光熱費を除きます。
 
米は炊く前と炊いた後での重さが異なり、1合(150グラム)は炊飯後約350グラムとなります。
1合炊飯すれば、茶わんに2回食べられる計算です。
 
5キログラムの米を購入した場合には、150グラムを33回炊けるため、茶わん66杯分の冷凍ストックを作れます。
 
もし毎食茶わん1杯分(月90杯)を食べる場合には、1ヶ月に5キログラムの米1袋半が必要になるでしょう。
 
そのため、5キログラムの米を2袋購入すると考えると、倍の額の4000円~6000円となります。
 
以上の結果より、パック入りを購入した場合と冷凍ストックを作った場合を比べると、冷凍ストックを作っておいた方が月5000円ほど費用が安く済むことが分かります。
 

パック入りは便利だが、炊飯後冷凍保存した方が費用はおさえられる

それぞれについて毎日3食、1ヶ月食べ続けた場合、米を購入し炊飯して冷凍保存しておく方が5000円ほどお得であることが分かりました。
 
パックごはんは大変便利ですが、その分の容器代や製造コストなどもかかっているためと推測されます。
 
もし食費の節約をお考えの場合には、米を買って炊飯して冷凍ストックにしておいた方が食費も安くなるでしょう。
 
個人の食べる量やその時期の米の値段によっても、さらに変動するため、スーパーなどで米やパックごはんの値段に注目しておくことをおすすめします。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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