25歳で第一次結婚ラッシュが来ました。私は「年収600万円」になるまで結婚したくないです。一般的に結婚相手に求める年収はいくらなのでしょうか？

ファイナンシャルフィールド / 2024年8月17日 6時30分

25歳という年齢は、人生の節目と考える人もおり、友人や同僚が次々と結婚する第一次結婚ラッシュを迎えることもあるようです。しかし、結婚に対する考え方や条件は人それぞれ異なります。経済的な安定を求める人にとって、結婚相手の年収は重要な要素となるでしょう。今回は、未婚者が結婚相手に求める理想の年収と、既婚者が結婚生活で余裕を感じるのに必要な世帯年収ついて紹介します。

結婚相手に求める年収はいくら？

ここでは、結婚相手に求める理想の年収を男女別にみていきましょう。

女性が男性に求める理想の年収

WeCapital株式会社は「年収と結婚に関する意識調査」で、20代～40代の未婚男女510人（男性255人、女性255人）を対象に調査を行いました。結婚相手に求める理想の年収を聞いたところ、女性が男性に求める年収は「500～600万円未満」の回答割合が最も高かったとのことです。

調査結果は以下の通りです。

1位：500～600万円未満（23.9％）
2位：400～500万円未満（23.1％）
3位：600～700万円未満（16.1％）
4位：300～400万円未満（9.4％）
5位：200～300万円未満（3.5％）
6位：200万円未満（1.2％）

男性が女性に求める理想の年収

同調査によると、男性が女性に求める理想の年収は「300～400万円未満」の回答割合が最も高かったようです。

調査結果は以下の通りです。

1位：300～400万円未満（26.3％）
2位：400～500万円未満（24.3％）
3位：200～300万円未満（16.9％）
4位：200万円未満（12.6％）
5位：500～600万円未満（9.0％）
6位：600～700万円未満（4.3％）

結婚生活で余裕を感じるのに必要な世帯年収はいくら？

同調査で、「現在の世帯年収は、生活に余裕を感じられる金額か」と質問したところ、約6割の方が「いいえ（58.6％）」と回答しています。

また、結婚生活で余裕を感じるのに必要な世帯年収について、既婚男女541人（男性268人、女性273人）にアンケートした結果、「1000～1500万円未満」が最も多い割合を占める結果になりました。

調査結果は以下の通りです。

1位：1000～1500万円未満（22.6％）
2位：900～1000万円未満（14.8％）
3位：800～900万円未満（14.2％）
4位：700～800万円未満（11.7％）
5位：600～700万円未満（9.4％）
6位：1500～2000万円未満（7.8％）

世帯人数別にみると

生活に余裕を感じるために必要な世帯年収は、家族構成によって異なるでしょう。子どもや親など同居する家族の人数が変わると、必要な年収も変わります。世帯人数別にみた調査結果は以下の通りです。

【2人世帯】

1位：1000～1500万円未満（26.1％）
2位：900～1000万円未満（14.4％）
3位：800～900万円未満（13.1％）

【3人世帯】

1位：1000～1500万円未満（20.1％）
2位：900～1000万円未満（15.6％）
：700～800万円未満（15.6％）
3位：800～900万円未満（14.3％）

【4人世帯】

1位：1000～1500万円未満（22.4％）
2位：900～1000万円未満（17.6％）
3位：800～900万円未満（14.1％）

【5人世帯】

1位：1000～1500万円未満（21.4％）
2位：1500～2000万円未満（16.7％）
：800～900万円未満（16.7％）
：600～700万円未満（16.7％）

【6人世帯】

1位：1000～1500万円未満（18.2％）
：800～900万円未満（18.2％）
2位：900～1000万円未満（13.6％）
：500～600万円未満（13.6％）

結婚の決め手は経済的な安定だけでなく、精神的なバランスも重要

25歳で第一次結婚ラッシュを迎える方もいる中、年収600万円になるまで結婚したくないという考え方の方もいるでしょう。しかし、結婚相手に求める年収は人それぞれです。重要なのは、経済的な安定だけでなく、お互いの信頼や協力、共通の目標を持つことも必要といえます。長い人生を共に歩む相手とのパートナーシップを築くためには、経済的な要素はもちろん大切ですが、それだけでなく、精神的な面で支え合える相手かどうかという観点からも考えてみましょう。