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帰省時に実家の引き出しから、聖徳太子の「1万円札」を10枚発見しました。今でも“旧札”はお店で使えるのでしょうか?

ファイナンシャルフィールド / 2024年8月20日 3時0分

帰省時に実家の引き出しから、聖徳太子の「1万円札」を10枚発見しました。今でも“旧札”はお店で使えるのでしょうか?

実家を掃除しているときに、古いお札を見つけたことのある人もいるのではないでしょうか。ただ、今では発行されていない聖徳太子の1万円札などの旧札は、今でもお店で使えるのか、気になる人もいるかもしれません。   本記事では古いお札が今でも使用可能かどうか、そして高く買い取ってもらえるのかについて解説します。

聖徳太子の1万円札を含む旧札はお店で使える?

自宅で古いお札を発見した場合、「旧札はお金として使用できないのでは?」と不安になる人もいるかもしれません。結論からいうと、聖徳太子の1万円札のように現在発行されていないお札(銀行券)の中で、25種類のお札が現在も使用可能です。
 
日本銀行はこれまで56種類のお札を発行しましたが、そのうちの31種類は「関東大震災後の焼失兌換(だかん)券の整理(1927年)」や「終戦直後のインフレ進行を阻止するための新円切り替え(1946年)」「1円未満の小額通貨の整理(1953年)」といった理由から現在は使えなくなっています。
 
使用できるかどうかを調べたい場合には、日本銀行のホームページを確認するとよいでしょう。
 
ただし注意しなければならないのが、使用可能な紙幣に指定されていても、お店によっては旧札が使えないというケースもあることです。お店で使えないというトラブルを避けるほか、旧札に対応していない販売機なども多いため、旧札を持っている場合は新札へ交換しておいたほうが安心でしょう。
 

旧札の交換方法

旧札を交換するには、「日本銀行で換金」する方法があります。
 
日本銀行の本店と各支店では、旧札を現在発行中のお札と無料で交換してくれます。ただし、あくまで聖徳太子の1万円札だとしても、交換されるのは現在発行中の1万円札であるため、価値が変わることがありません。
 
旧札にプラスアルファの価値を求める場合は、買取業者へ売却する方法もあります。買取業者によってはお札の通し番号が珍しかったり、状態が良かったりした場合に、額面以上の金額で買い取ってもらえる可能性があります。
 
必ずしも額面以上で買い取ってもらえるとは限らない点に注意が必要ですが、査定を検討してみてもよいかもしれません。
 

聖徳太子の1万円札はお店でも使える!

現在発行されていないお札でも、聖徳太子の1万円札を含む25種類のお札は現在でも使用可能で、お店でも利用できます。ただし、どこのお店でも必ず使えるとは限らないため、「日本銀行で換金」または「買取業者への売却」などを行い、現行のお札に交換することを検討しましょう。
 

出典

日本銀行 これまでに発行されたお札のうち、現在使えるお札はどれですか? 古いお札を持っていますが、現在も使えますか?
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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