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一人暮らしですが、毎晩湯船にお湯を張っています。これってぜいたくでしょうか? 今までは家族と暮らしていたので、若干もったいなく感じてしまいます…。

ファイナンシャルフィールド / 2024年8月21日 4時40分

一人暮らしですが、毎晩湯船にお湯を張っています。これってぜいたくでしょうか? 今までは家族と暮らしていたので、若干もったいなく感じてしまいます…。

一人暮らしでもったいないかもしれないと思いつつも、1日の疲れを癒すためにゆっくり湯船に浸かってリフレッシュしたいと考えている方も少なくないでしょう。   そこで本記事では、一人暮らしで湯船にお湯を張るのと、シャワーで済ませるのとでは、どれくらい水道光熱費に差が出るのか、湯船に浸かるメリットについて解説します。

湯船をためるといくらかかる?

一般的な浴槽は、一度のお湯張りに200リットルのお湯を使用します。200リットルの水道代は60円程度といわれており、1ヶ月毎日使用した場合は1800円の水道代が必要です。
 
さらにお湯を張るためには、ガスも使用します。ガス代は使用しているガスの種類によって異なりますが、都市ガスの場合で約83円、プロパンガス(LPガス)の場合で約220円必要といわれています。都市ガスで計算すると1ヶ月のガス代は、2490円です。
 
これらを踏まえると、毎日湯船にお湯を張るには1ヶ月間で4290円必要ということになります。
 

シャワーと比較すると高くついてしまうのか

毎日湯船を張ると1ヶ月で4290円必要になるということを考えると、やはり一人暮らしで湯船に浸かる習慣は贅沢になってしまうのでしょうか。
 
実はそうとは限らず、使い方によってはシャワーの方が高くついてしまう可能性もあります。例えば、シャワーを1分間出し続けると、約12リットルのお湯が出ます。そのため、もし毎日17分以上シャワーを使用し続けているのであれば、湯船にお湯を張るよりもコストが高くついてしまうでしょう。
 
いくら湯船に浸からないといっても、冬の寒い時期に体を温めるため、長時間シャワーにあたっていたり、季節を問わず、シャワーを浴びながらスマートフォンを見てのんびり過ごしたりしていると、シャワーだけで済ませても節約にはつながらず、湯船を張るよりもコストがかかる可能性が高いと考えられます。
 

より節約するには

シャワーだけで済ませるのとコストがそれほど変わらないのであれば、疲れた日だけでも湯船に浸かりたいという方のために、気軽にできる節約方法をいくつかご紹介します。
 
■追い焚き機能は使わない
追い焚きをするとお湯の温度を保つためにガス代がかかってしまいます。お風呂はためたらすぐに入るようにして、追い焚き機能は使用しないようにしましょう。
 
■ためるお湯の量を調整する
お湯の使用量を減らせば、節約になります。自動で湯張りをしてくれる機能がある場合は、設定水量を変更できるものもあるため、確認してください。
 
■節水シャワーヘッドに替える
通常のシャワーヘッドよりも、使用する湯量を抑えられるため、節水におすすめです。
 

湯船に浸かるメリット

シャワーで済ませるのと比較して、少々水道光熱費はかかりますが、湯船に浸かることにはさまざまなメリットもあります。
 

■疲労感の解消

湯船に浸かると、体温が高まり新陳代謝が促されます。新陳代謝が高まると、老廃物の排出がスムーズに行えるだけでなく、血液の循環により栄養素や酸素が身体中に運ばれ、疲労感の解消につながります。
 

■睡眠の質が上がる

人は睡眠前に体力が下がることで、睡眠が促されます。湯船に浸かって少し身体を温めると、さらに入眠がスムーズに行えるため、睡眠の質が向上するのです。
 

■お肌のデトックス効果がある

ぬるめのお湯にじっくり浸かり汗をかくことで、老廃物を体外へ

排出させます。より効果的に汗をかくには、半身浴をしながら簡単なマッサージをしてみるとよいでしょう。
 

お風呂タイムを快適にする方法

せっかくお風呂にお湯を張るのであれば、より効率よく、リラックスできる入浴時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。手軽にできるリラックス法をご紹介します。
 

■ぬるめのお湯に15分くらい浸かる

ぬるめのお湯に浸かると、副交感神経が高まりリラックスできます。適切な温度と時間を守って入浴するようにしましょう。また、お風呂で上がった体温は1時間くらいで下がっていくため、その間に布団に入るとよいでしょう。
 

■入浴剤を使う

入浴剤の香りは種類によって効果が異なるため、その日の体調や気分で選んでみてもよいでしょう。例えば、リラックスしたいときにはフローラル系の香り、リフレッシュしたいときにはハーブやシトラスの香りがおすすめです。
 
湯船にお湯を張るのは、シャワーだけと比較して少々コストがかかりますが、週に数回だけでも取り入れてみてはいかがでしょうか。効果的な入浴法でよりよいリラックスタイムを過ごしてください。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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