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父の定年をきっかけに「家事の負担を減らしたい」という母。昼食を「自炊」から「コンビニ」に変えたら毎月夫婦でどれだけ食費がかかりますか?

ファイナンシャルフィールド / 2024年8月23日 4時20分

父の定年をきっかけに「家事の負担を減らしたい」という母。昼食を「自炊」から「コンビニ」に変えたら毎月夫婦でどれだけ食費がかかりますか?

父の定年をきっかけに家事を減らしたいと母から聞いた人がいるかもしれません。その中で、昼食を作るのをやめることでどれだけ費用がかかるか気になる人もいるでしょう。   今回は定年退職後の夫婦を想定して昼食を作ることをやめた場合の費用についてご紹介します。あわせて、家事の分担に関する内容や夫が家事に取り組めないと感じている理由もまとめました。

定年退職後に昼食を作るのをやめたら、1ヶ月にどのくらい費用がかかる?

定年退職後に昼食を作るのをやめた場合、その分の食費が高くなることが想定できます。今回は毎日の昼食を「コンビニのおにぎり+サラダ」にしたと想定して、費用を計算してみました。
 
まずコンビニのおにぎりは、120円~200円程度が相場です。サラダについては、200円~300円程度が金額の目安になるでしょう。昼食1回あたりの金額は320円から500円程度と考えられるため、1人あたりの1ヶ月の昼食代は9600円~1万5000円となります。夫婦の場合、2倍の金額がかかると考えられるため、1万9200円~3万円が食費の目安となります。
 
総務省統計局が発表している「家計調査報告【家計収支編】2023年(令和5年)平均結果の概要」によると、65歳以上の夫婦のみの無職世帯が食費として月に使っている金額は7万2930円です。3分の1を昼食費と仮定した場合、2万4310円が1ヶ月の目安となります。
 
このことから、安いものを購入する場合は、コンビニのおにぎりとサラダでも目安の昼食費より安くなる可能性もあるでしょう。ただし、コンビニでの昼食費はあくまでも最低限の料金です。実際には量が足りずにほかのものを購入したり、間食が増えたりするかもしれません。
 

昼食を作るのをやめるのではなく、家事を分担するのも一つの選択肢

昼食を作るのをやめたい理由にもよりますが、家事の負担を減らしたいのであれば、夫婦で分担するのも一つの選択肢です。ただし、分担する際はできるだけ平等になるように注意しなければなりません。
 
例えばこれまで家事をしてこなかった夫に対して、妻がやっていたことの半分をお願いしたとしても、夫が不満を抱いてしまう可能性は高いでしょう。逆に分担するとしていながら、妻の負担があまり変わらないようであれば、妻の不満が募るだけになってしまいます。
 
寝屋川市によると、定年退職後の夫が家事に取り組めない理由として、家事をしたいと思っているもののなかなかうまくできないことが挙げられています。何をすればいいか分からないため、家事へ取り組むことを避ける傾向にあるようです。
 
もし家事を分担するのであれば、双方が納得できる内容になるかどうか夫婦で話し合ってみましょう。
 

定年退職後に昼食を作るのをやめると1ヶ月に1万9200円~3万円の食費がかかる

定年退職後に昼食を作るのをやめてコンビニのおにぎりとサラダに変えた場合、1ヶ月に1万9200円~3万円の食費がかかる結果となりました。仮に月3万円かかった場合は食費が大幅に増えてしまう可能性があるでしょう。
 
どのような理由で昼食を作るのをやめるかにもよりますが、可能であれば、家事を分担してそれぞれの負担を減らしてみるのもいいかもしれません。ただし、分担する際はどちらかに負担が偏りすぎないように注意する必要があります。
 
また、家事をしたくてもできないと考えている夫も見られました。そのため、夫が家事をできるよう夫婦でしっかりと相談したうえで、お互いに納得できる環境を目指してみてください。
 

出典

寝屋川市 【定年後夫婦の家事分担】
総務省統計局 家計調査報告【家計収支編】2023年(令和5年)平均結果の概要(19ぺージ)
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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