定年後も心置きなく「旅行」に行きたいため今のうちから「マイル」を貯めておこうと思います。効率よく貯める方法はありますか？

定年後、自由な時間を使って旅行にたくさん行きたいと考えている人は多いでしょう。しかし、頻繁に旅行へ行くと費用がかさんでしまうため、定年を迎える前にマイルを貯めておきたいと考えている人もいるのではないでしょうか。   本記事では基本的なマイルの貯め方や、さらに効率よくマイルを貯めるためのポイントなどを紹介します。定年後の旅行を心置きなく楽しめるよう、マイルの貯め方を押さえておきましょう。

基本的なマイルの貯め方

ここでは、マイルを貯めるための基礎知識を紹介します。
 

飛行機に乗って貯める

登録しているマイレージプログラムの航空会社が運航している飛行機に搭乗すると、マイルが貯まります。マイルがいくら貯まるかは、搭乗区間の区間マイルと運賃ごとのマイル積算率によって計算されます。
 
例えば、JALの大人普通運賃であれば100%、割引サービスを使うと50～70%で計算される仕組みです。区間マイルと運賃ごとのマイル積算率は、航空会社ごとに独自に設定されているため、事前に利用する会社の数値を確認しておくとよいでしょう。マイルシミュレーションを実施している航空会社もあるため、ぜひ試してみてください。
 

提携ホテルに宿泊して貯める

マイルは、航空会社と提携しているホテルや旅館の利用によっても貯められます。提携しているホテルや旅館は、航空会社ごとに異なるため、事前に確認が必要です。マイルの貯まり方にはいくつかのパターンがあり、宿泊数によって定められているパターンや利用金額によって決まっているパターン、1滞在ごとにマイル数が固定されているパターンなどがあります。
 

クレジットカードを利用して貯める

マイル付与の対象となるクレジットカードを利用して商品やサービスを購入するとマイルが貯まります。航空券の購入だけではなくスーパーやドラッグストア、コンビニなど普段何気なく利用している店舗でもマイルが貯められます。
 
実店舗だけではなく、ネットショップでも購入価格に応じてマイルが貯まるのも魅力の1つです。クレジットカードを利用すれば、飛行機を利用する頻度が少ない人でも、マイルをコツコツ貯められます。
 

効率的なマイルの貯め方

ここでは、さらに効率的にマイルを貯めるためのポイントを紹介します。
 

ポイントサイトを経由する

ポイントサイトを経由して貯めたポイントをマイルへ交換すると、効率よくマイルを貯められます。ポイントサイトとは、サイトを経由してクレジットカードを発行したり、資料請求したりといった案件を実施することでポイントを取得できるサイトです。
 
ポイントサイト内で貯めたポイントは、換金できたりギフト券に交換したりできます。ポイントサイトを経由して貯めたポイントをマイルに交換すれば、通常の商品やサービスを購入して貯めるだけよりも、スピーディに貯まるようになるでしょう。
 

ANAマイレージモールを経由する

ANAマイレージモールを経由して楽天でショッピングすると、200円につき1マイルが貯まります。楽天ヘビーユーザーであれば年間で大きな額のマイルが貯まるでしょう。また、マイルが貯まるクレジットカードを利用すれば、マイルの二重取りも可能です。
 
また、Amazonショッピングをよく利用する人であれば、LINEショッピングや三井住友カードのポイントUPモールを経由するとマイルの二重取りが叶います。
 

ANAふるさと納税を利用する

ANAふるさと納税を利用すると節税対策をしながらマイルを貯められるメリットがあります。納税金額100円につき1マイル貯まる仕組みで、マイルを貯めるとともに各自治体の返礼品を楽しめます。また、ANAふるさと納税ではクレジットカードによる購入が可能なため、マイルの二重取りができるでしょう。
 

マイルを貯める方法は飛行機に乗るだけではない！

マイルを貯める方法は、対象の飛行機に搭乗するだけではありません。宿泊やネットショッピング、ポイントサイト、クレジットカードの利用などにより、マイルを貯めることが可能です。
 
ふるさと納税では節税対策をして返礼品を受け取れるうえに、クレジットカード利用でマイルの二重取りもできます。さまざまな方法をシーンにあわせて使い分ければ、スピーディにマイルを貯められるでしょう。
 
執筆者：FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー