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熱中症対策でポカリスエットの「粉末」を水で溶かして水筒に入れています。「ペットボトル」を購入するよりも安いですよね?

ファイナンシャルフィールド / 2024年8月29日 2時10分

熱中症対策でポカリスエットの「粉末」を水で溶かして水筒に入れています。「ペットボトル」を購入するよりも安いですよね?

熱中症対策には水分をしっかりと摂取することが大切です。暑い時期には、汗で失った水分と塩分を効果的に摂取できるポカリスエットなどの飲み物を持ち歩いている人もいるでしょう。   ポカリスエットのような飲み物は水に溶かして作れる粉末タイプでも市販されているため、頻繁に飲む人ならチェックされているかもしれません。   本記事では、粉末とペットボトルの費用の違いを始め、粉末で購入するメリット・デメリットもご紹介します。

粉末とペットボトルの費用比較

熱中症対策として飲まれることがあるポカリスエットとアクエリアスを例に挙げ、粉末で購入する場合とペットボトルで購入する場合の費用を比較してみましょう。
 
ポカリスエットの粉末が1リットル用×5袋入りで465円(税込み)、500ミリリットルのペットボトル24本セットが2798円(税込み)とします。粉末の方は1リットル当たり93円、ペットボトルの方は1リットル当たり約233円なので、1リットル当たりの費用は粉末の方が140円ほど安くなる計算です。
 
次に、アクエリアスの粉末は1リットル用×15袋入りで1630円(税込み)、500ミリリットルのペットボトル24本セットが3188円(税込み)とします。粉末の方は1リットル当たり約109円、ペットボトルの方は1リットル当たり約266円なので、1リットル当たりの費用は粉末の方が157円ほど安いことになるでしょう。
 
粉末の場合は水に溶かして作るので水代も必要になりますが、その分を含めてもペットボトルで購入するより安く済む可能性があります。
 

粉末で購入する場合のメリットは?

熱中症対策としてポカリスエットやアクエリアスなどの飲み物を粉末で購入するメリットについて、費用以外に考えられるものをご紹介します。
 
まず、まとめ買いをしても場所を取らないことが挙げられるでしょう。熱中症対策のためにはいつでも飲み物を用意できる状態にしておくと安心です。ペットボトルでまとめ買いすると置き場所に困ることもあるかもしれません。
 
外出先にもかばんに入れて持ち歩きやすいため、水筒の中身が空になってしまったときでも水さえあれば作り足すことが可能です。長時間の外出や部活動などのスポーツシーンにもあると安心でしょう。
 
また、粉末タイプだと濃さを調整できるため、自分が飲みやすい味に仕上げることが可能です。
 

粉末で購入する場合のデメリットは?

粉末で購入した場合のデメリットとして、例えばポカリスエットは開封後、一度に使い切ることを推奨されています。大塚製薬株式会社によれば、袋に残ったまま保管すると粉末が空気中の湿気を吸い、雑菌などが混入する不衛生な状態になる可能性があるとのことです。そのため、分量より少なく作りたいときは少し不便に感じるかもしれません。
 
また、飲みたいときにすぐ飲めるペットボトルと違い、作る手間がかかる点もデメリットといえるでしょう。シーンによって粉末とペットボトルを使い分けるのもよいかもしれません。
 

ペットボトルより粉末の方が安く済む可能性がある

熱中症対策としてポカリスエットやアクエリアスなどの飲み物を常備されている人も多いでしょう。これらのドリンクには粉末タイプもあるため、まとめ買いする際などは粉末の方が置き場所に困らず便利かもしれません。
 
費用についても、粉末タイプの方がペットボトルよりも100円以上安く済む場合があるので、節約のためにも粉末を選んだ方がよいでしょう。
 
ただし、粉末タイプにも「作る手間がかかる」「一度開封すると使い切らなければならない」などのデメリットはあるため、よく比較してから決めることをおすすめします。
 

出典

大塚製薬株式会社 ポカリスエット公式サイト 製品情報 よくあるQ&A Q 粉末のポカリスエット(1Lおよび10L)は、小分けにして飲んでもいいですか?
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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