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「去年の日焼け止め」って捨てるべきですか? 今年は「3000円超え」のものを買ったのですが、来年も使えるでしょうか? 捨てるのはもったいなく感じます…

ファイナンシャルフィールド / 2024年9月11日 5時0分

「去年の日焼け止め」って捨てるべきですか? 今年は「3000円超え」のものを買ったのですが、来年も使えるでしょうか? 捨てるのはもったいなく感じます…

今年の夏は例年以上の猛暑に見舞われています。夏は日差しによる紫外線が強くなり、日焼け止めが必需品となる季節でもあります。ただ、日焼け止めを買って使っていたけど、いつの間にか夏が終わり、使い切らないままの日焼け止めが残ってしまうことも多いのではないでしょうか。   そのまま次の年の夏を迎え、去年の残りがまだあるけれど、「捨てるべきなの?」と迷う人もいるかもしれませんね。特に、3000円を超えるような高価な日焼け止めならなおさらです。今回は、日焼け止めの使用期限はどの程度なのか、その判断基準と日焼け止めの有効活用方法について解説します。

基本的な使用期限は未開封で3年、開封後は1年以内

日焼け止めには、基本的な使用期限があります。基本的に日焼け止めは、未開封の場合3年程度保つことが多いですが、開封後は1年以内の使用が目安になるとのことです。理由は、空気に触れることで成分が酸化し、効果が落ちる可能性が高いためです。
 
しかし、同じ日焼け止めでも、タイプ(クリーム、スプレーなど)の違いや防腐剤の有無、無添加か否かなどの成分の違いによって、細かな使用期限は変わります。基本的には、去年使った日焼け止めを今年も使うと、紫外線防止効果は低くなっていると考えた方が良いでしょう。
 
また、日焼け止めの劣化の進み具合は保管方法によっても変わります。高温、多湿な場所で保管してしまうと日焼け止めの性質の変化の原因にもなり、劣化を進めることにもつながる恐れがあるため保管方法にも注意が必要です。なお、基本的な使用期限内でも、日焼け止めの見た目や匂いから異変を感じる場合には使用するには控えましょう。
 

使用期限内に日焼け止めを有効活用するには

期限内に日焼け止めを効果的に使い切るには、1年間を通じて使用することをおすすめします。日差しによる紫外線は、夏だけではなく1年中降り注いでいます。そのため、夏以外の季節でも日焼け止めを使うことは肌を守るために大切です。
 
ILACY(アイラシイ)の「UVケア・紫外線対策に関する調査2024」(図表1)によると、特に、男性は夏のみ日焼け止めを利用している割合が多いことがわかります。季節にかかわらず1年中、日焼け止めを使用することで、紫外線から肌を守り、日焼け止めを使用期限内に効果的に使い切ることにもつながります。
 
紫外線が比較的弱くなる冬でも、特にウィンタースポーツをする人などは日差しの照り返しなどもあるため日焼け止めは必須です。
 
図表1

図表1

ILACY(アイラシイ) UVケア・紫外線対策に関する調査2024
 

使用期限を過ぎてしまった日焼け止めは日常生活で再利用できる

使用期限が過ぎた日焼け止めは、本来の日焼け止め効果は減少し、成分変化で肌トラブルを引き起こす可能性もあるため肌に塗ることは避けた方が良いです。
 
しかし、実は日焼け止めは肌に塗る以外にも活用することができます。捨てずに日常生活で再利用することで効果的に活用できます。特にクリームタイプの日焼け止めは油分を含んでいるため、シルバーアクセサリーのくすみ取りや、革靴磨きの靴クリーム代わりにも活用することが可能な場合もあります。
 
このように、使用期限を過ぎてしまった日焼け止めも、日常生活の中で再利用して有効活用することができます。
 

肌に塗る場合は基本1年以内に、過ぎてしまった場合は再利用して使い切ろう

解説した通り、去年の日焼け止めは基本的に肌に使うことは避けるべきです。日焼け止めを使用期限内に効果的に使い切るには、夏以外の季節でも日焼け止めを使用することを習慣化し1年間を通じて使い切りましょう。
 
もし、使用期限が過ぎてしまった場合には、日常生活の中で再利用することで、中身が残っている状態で捨てるというもったいなさも解消できます。ぜひ試してみてください。
 

出典

株式会社 アドバンスト・メディカル・ケア ILACY(アイラシイ) UVケア・紫外線対策に関する調査2024
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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