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「分かっちゃいるけど止められない」無駄遣い・衝動買いとの上手い付き合い方

ファイナンシャルフィールド / 2019年2月5日 22時45分

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「分かっちゃいるけど止められない」こういうこと、ありますよね。“今年こそ、休肝日を作るぞ”“今年こそ、体重マイナス3キログラム”と年頭に誓いを立てますが、ついつい暴飲暴食を繰り返してしまいます。腹8分目は遠のくばかり……。無駄遣い・衝動買いもなかなか止められないもののひとつです。  

思わず買ってしまうのは、どんな場面?

先日テレビを見ていたら、「今年やめたいこと」のアンケート結果について話していました。2位の「暴飲暴食」を押さえて、堂々の1位は「無駄遣い・衝動買い」だったそうです。アンケートの詳細は不明ですが、買い物に対する関心の高さがうかがえます。
 
また、無駄遣いや衝動買いが出来るということは、財布の紐が緩んできた、景気が良くなっているということの現れなのかもしれない、と感じました。衝動買いの失敗例として、バーゲンや福袋に多く見られます。今年も、いきなり“やってしまった”と反省している方も多いのではないでしょうか。
 
友人や家族に誘われて街に出掛けるとします。本人は買い物の予定が無い、こういう場合がかえって「衝動買い」の罠にかかりやすいものです。1月でお正月気分が抜けない中、少々気分が高揚しています。春にお財布を新調すると金運がアップする「春(張る)財布」と言われています。「何か新調したい」という潜在意識もあるかもしれません。
 
衝動買いには色々な場面がありますが、「みんなが買っている」と「限定で、今買わなくては」が鍵になるケースは多いと思います。ショッピングバッグを抱えている人々を横目で見ると「自分も何か買わなくては」と思ってしまう、止むを得ない状況です。
 
防止策としては、「私は十分持っている」というイメージを頭の隅に置いておき、冷静になることです。
 

“無駄遣い”を後悔しないために

“無駄遣い”は日常的に起こっています。「スーパーで、ついついアイスクリームを買ってしまうのですが、あれも無駄遣いですよね」と自問自答された方がいました。無駄遣いをゼロにすることは難しいですし、そのようなゆとりの無い生活は寂しいです。お楽しみとしての“無駄遣い”は、ある程度必要だと思います。
 
日々の買い物ではない場合、例えばバーゲンでの買い物。これは衣料費として考えられていますが、バーゲンをレジャー費として考えてみてはいかがでしょう。
 
温泉旅行に使った2万円と、思わず買ったコート2万円を比べます。温泉旅行はかねてから計画されていた出費です。コートの方は衝動買いした出費なので、温泉旅行と同じく満足していますが、“衝動買い”に対する後ろめたさがあります。折角の買い物なのに、ウキウキ出来ないのはもったいないように思います。
 
冬と夏のバーゲンに行くことをレジャーと考えて予算化する、初売りの福袋はお正月費用に盛り込んでおく、といったようにしておくと“後ろめたさ”は軽減されるはずです。「バーゲン用の費用をいくらにするか」を次のバーゲンまでに決め、予算化しておくと、後悔することなく思い切り楽しむことが出来るのではないでしょうか。
 
執筆者:宮﨑真紀子(みやざき まきこ)
相続診断士
 
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