小5の長女が「サンタの正体」を知ったらしく、急に「1万2000円」もするスニーカーをねだってきた! これまでの予算は「5000円」ほどでしたが、親としてどう向き合うべきでしょうか…?
ファイナンシャルフィールド / 2024年12月22日 4時40分
もうすぐクリスマスです。子どもがいる人なら、クリスマスプレゼントを意識する時期かもしれません。とくに小学校高学年あたりになると、子どもたちの要望も変化していき、具体的かつ高価なものをリクエストされる家庭もあるでしょう。 しかし、こうした状況に、親としてどう向き合えばよいか、悩む人もいるのではないでしょうか。本記事では、クリスマスプレゼントの平均予算や、サンタの正体を突き止める時期、その後の対処法について解説します。
小学生のクリスマスプレゼントの予算はいくらが妥当?
ベネッセが運営するサイトサンキュ!の調査によると、小学生(7~12歳)へのクリスマスプレゼントとして最も多い予算帯は「5000円~9000円台まで(54%)」で、「5000円未満(23%)」が続いています。
一方、「1万円~1万4000円台まで(17%)」の家庭もあり、1万円以上のケースは合わせて23%と、5人に1人が比較的高額なプレゼントを選んでいることが分かります。
このデータを踏まえると、サンタさんのプレゼント予算として5000~9000円台までを目安にしつつ、家庭の事情や子どもの年齢に応じて柔軟に対応するのが良いでしょう。
予算オーバーの時の対処法
予算を大幅に超えるクリスマスプレゼントをリクエストされた場合、親としてはどうしたら良いか悩むでしょう。1万円を超えるスニーカーを欲しがったときはどうするべきか、3つの対策を紹介します。
(1)予算に合わせた代替案を提案する
小学館ダイム公式サイトによると、スニーカー購入時の平均予算として最も回答が多かったのは3000~5000円でした。1万2000円の予算があれば、スニーカーを2~4足購入できる計算になります。平均予算から見ても、やはり高額であるといえるでしょう。
代替案としては、複数の店舗やオンラインショップを比較し、似ているデザインやスタイルの商品を予算内で見つけるよう提案してみてはいかがでしょうか。また、アウトレットやセールを活用することで、希望の商品に近いものをお得に購入できる可能性もあります。
(2)日常的に使うものと思って妥協する
スニーカーは日常的に使う消耗品であり、特別なことがなくても購入するものです。そのため、普段購入する靴の予算が5000円であれば、その差額である7000円をクリスマスプレゼントとしての特別予算と考えることで、親としても納得感が得られるのではないでしょうか。
つまり、普段購入する靴の感覚で5000円分を日用品として計上し、残りをクリスマスプレゼントとして扱う方法です。一般的なクリスマスプレゼントの予算は5000~8000円なので、予算の範囲内に収まります。こうすることで、子どもの希望もある程度かなえつつ、家庭の予算とのバランスが取れます。
(3)お年玉やお小遣いと組み合わせる
例えば、兄弟姉妹がいる家庭などで、家庭内のクリスマス予算を増やすことが難しい場合には、お年玉やお小遣いを組み合わせるのも1つです。サンタの正体を知っている子どもであれば、交渉自体もスムーズに進められるでしょう。
事情を話し、それでも欲しいのか子ども自身に決めてもらうことで、納得感が得られるだけでなく、金銭感覚を育てるきっかけにもなります。
子どもがサンタの正体に気付くのはいつ? その後のプレゼント事情は?
サンタクロースの正体に子どもが気付くタイミングは家庭ごとに異なりますが、アフラックの調査によれば、特に多いのが「成長とともに自然と信じなくなる」というケースで、全体の半数近くを占めています。
また、10代の約3割は「親がきっかけで気付いた」と答えており、その理由として、親が直接伝えたケースや、サンタのふりをしている場面を目撃したことが挙げられます。
この結果から、多くの子どもが小学校高学年から中学生頃までにサンタの正体に気付き始めることが分かります。正体を知った後は、サンタからのプレゼントという形ではなく、親子で話し合いながら希望を聞いて選ぶケースが増え、新しいクリスマスの楽しみ方へと移行していくようです。
正体を知った後も、プレゼントを通じた親子のコミュニケーションは続いていき、子どもの成長とともに形を変えながら、クリスマスを迎えていくものなのでしょう。
すてきなクリスマスを!
サンタクロースの正体に気付くことは、子どもにとっても親にとっても1つの節目と言えます。子どもが1万2000円のスニーカーを欲しがるなど、サンタの存在を知ったことで少し背伸びしたプレゼントを求めるケースもあるようです。
しかし、家庭の予算を超えるリクエストについては、今回紹介した対策を参考にしながら、子どもと一緒に現実的で満足のいく案を見つけてみてください。
今年も子どもたちにとって特別な1日となるよう、親子ですてきな思い出を作ってくださいね。
出典
アフラック(アメリカンファミリー生命保険会社) クリスマスに関する意識調査(PR TIMES)
株式会社ベネッセコーポレーション サンキュ! 子どもに何をプレゼントする?年齢別のクリスマスプレゼント金額を調査
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー
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