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冬場は「部屋干し」だと洗濯物が全然乾きません…光熱費をおさえつつしっかり乾かす方法はありますか?

ファイナンシャルフィールド / 2024年12月27日 5時20分

冬場は「部屋干し」だと洗濯物が全然乾きません…光熱費をおさえつつしっかり乾かす方法はありますか?

天候に左右されず、洗濯物を乾かせる「部屋干し」ですが、気温が低かったり、湿気が多かったりする季節はなかなか乾かないこともあるでしょう。とくに、厚手の洗濯物は乾くまでに時間がかかり、困った経験がある人もいるのではないでしょうか。   そこでこの記事では、部屋干しで洗濯物をしっかり乾かすためのさまざまな方法と工夫についてまとめました。

部屋干しでしっかり乾かすには?

部屋干しで洗濯物を乾かす際、干し方を工夫すると乾燥の効率が向上します。以下のポイントに注意しましょう。
 

・シワを伸ばし、アーチ型に干す
・洗濯物の間隔を適切に保つ
・新聞紙を置き、湿気を取る
・裏返しで干す

 
洗濯物は、両端に丈が長い衣類やタオル、中心には丈が短い衣類をアーチ型に干しましょう。風が通りやすくなり、湿気がこもりにくくなる効果があるためです。洗濯物の水分が効率的に蒸発し、一般的な干し方よりも早く乾くといわれています。
 
また、洗濯物同士が密着していると、空気の流れが悪くなり乾きにくくなります。適度な間隔を空けて干すことで、洗濯物全体に空気が行き渡り、乾燥が早まるでしょう。
 
脱水時間を通常よりも長めにする、脱水時に乾いたバスタオルを一緒に入れる、下に新聞紙を置いて湿気を吸収させるなどの工夫も効果的です。乾きにくいポケットや縫い目が重なった部分などは、裏返して干すと乾きやすいでしょう。
 

エアコンを使用して効率的に乾かす

部屋干しでエアコンを使用する場合は、風が洗濯物に対して水平に当たるように干すと、衣類の隙間を風が通り抜け乾きが速くなる効果があります。
 
また、サーキュレーターや扇風機を併用して空気を循環させれば、洗濯物の乾燥時間を短縮でき、光熱費の節約につなげられるでしょう。
 
サーキュレーターや扇風機は洗濯物の直下に置き、風が洗濯物全体に当たるように角度を調整することが大切です。洗濯物が多い場合は、サーキュレーターを少し離して置くと風が全体に行き渡り、均一に乾かせるでしょう。
 
また、エアコンの「除湿機能」や「部屋干しモード」を使用すると効果的です。気温が低い冬場には暖房機能を使用して部屋の温度を上げると乾きが早まる可能性があります。運転効率を落とさないために、エアコンのフィルターが汚れていないかを確認しておきましょう。
 

エアコンとサーキュレーターで乾かす場合の電気代

エアコンで洗濯物を乾かす際の電気代は、種類や運転モード、使用時間によって異なります。今回は以下の条件で電気代を計算しました。
 

・6畳用
・暖房時の消費電力が470ワット
・1日5時間稼働
・電気料金単価は31円/キロワットアワー

 
1時間あたりの電気代は約15円、1日あたりでは約73円となります。サーキュレーター(消費電力25ワット)も併用する場合は、1日では約77円です。エアコンとサーキュレーターを使って毎日洗濯物を乾かした場合、1ヶ月(30日)の電気代は約2310円です。
 
参考までに浴室乾燥機(消費電力2000ワット)を使用する場合の電気代は、1時間当たり62円、1日あたり2時間の使用で124円となり、1ヶ月の電気代は3720円です。
 

部屋干しでしっかり洗濯物を乾かすには、干し方などに工夫が必要

冬の部屋干しで、光熱費を節約しながら洗濯物をしっかり乾かすためには、室内の温度を上げ、空気を循環させて湿気をできる限り取り除く必要があります。そのためには、脱水の時間を長めにする、アーチ型に干す、エアコンやサーキュレーターを活用するといった方法が効果的です。
 
エアコンを使用する場合は、効率を下げないためにフィルターはこまめに掃除し、無駄な電力を消費しないよう心がけましょう。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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