3ヶ月に1回は「バスタオル」を取り替えているというママ友。衛生的ではあると思うのですが、そんなに頻繁に取り替えないといけないでしょうか?
ファイナンシャルフィールド / 2024年12月28日 23時10分
「3ヶ月に1回はバスタオルを買い替えている」というママ友の習慣を聞いて、「そんなに頻繁に買い替えなくても大丈夫では」と思う方もいるのではないでしょうか。確かに、衛生面を考えると清潔を保つことは大切ですが、バスタオルはどれくらいの頻度で買い替えるのが理想的なのか気になる方もいるでしょう。 そこで本記事では、バスタオルの買い替え頻度について考えてみました。
バスタオルの寿命はどれくらい?
家庭で使うバスタオルの寿命は、枚数や使用頻度、バスタオルの生地や素材にもよりますが、約1年が目安といわれています。来客用などで使用頻度が低い場合は、3年以上使えるケースもあるようです。
反対に、少ない枚数で頻繁にローテーションをしている場合は、半年ほどで交換が必要になる場合もあるかもしれません。
タオルの買い替え頻度
KBツヅキ株式会社が、全国の20代~40代の子どもがいる女性500人を対象に、「タオルに関する実態調査」を行いました。毎日使うタオル(バスタオルや手拭きタオルなど)の買い替え頻度については、表1の通り273人が回答しています。
表1
買い替え頻度 | 人数 |
---|---|
1ヶ月 | 19人 |
3ヶ月 | 39人 |
6ヶ月 | 68人 |
1年 | 98人 |
2年 | 19人 |
3年以上 | 30人 |
出典:KBツヅキ株式会社「タオルに関する実態調査」を基に筆者作成
この調査結果から、最も多かった買い替え頻度は1年であることが分かりました。
タオルの寿命を左右するポイント
同調査によると、タオルを買い替えるきっかけとして最も多かったのは「見た目の劣化(色あせや黄ばみ、破れなど)」で55%の回答がありました。次いで、「手触りが悪くなる(ごわごわする)」が43%、「においが気になる」が38%と続きます。
この結果から、タオルの寿命を判断する主な基準は「見た目」「手触り」「におい」であることが分かります。
バスタオルを長持ちさせるための節約術
ここでは、バスタオルを長持ちさせるための節約術をご紹介します。
柔軟剤を減らして節約
柔軟剤を使うとタオルの肌ざわりは良くなりますが、吸水性が落ちたりパイルが抜けやすくなったりすることもあります。また、柔軟剤を頻繁に使用することでコストもかさみます。つまり、柔軟剤の使用頻度や量を減らす効果は、柔軟剤の節約だけではないということです。
減らした柔軟剤の代わりには、クエン酸や重曹を活用することをおすすめします。クエン酸や重曹はスーパーやホームセンター、100均、薬局などで手軽に購入できます。
濡れたまま放置しない
タオルを濡れたまま放置すると、雑菌が繁殖してにおいや硬さの原因となり、結果的にタオルの寿命が短くなります。これにより、買い替えが必要になる頻度が増え、無駄な出費につながるでしょう。
洗濯後はすぐに干すことで雑菌の繁殖を防ぎ、タオルを長持ちさせることができます。また、時間がたってしまった場合でも、干す前にバスタオルを上下にしっかり振って固まった繊維をほぐすとよいでしょう。ただし長時間放置した場合は雑菌の繁殖を抑えるためにも再洗濯したほうが、結果的に長期的なコスト削減につながるかもしれません。
一般的なバスタオルの買い替え頻度は1年が目安|「見た目」「手触り」「におい」も買い替えの基準となる
今回の事例における3ヶ月に1回という買い替え頻度は、確かに衛生的ですが、必ずしも全ての家庭で必要というわけではありません。バスタオルの買い替え頻度は、使用状況やお手入れ方法によっても異なります。
例えば、使用後にしっかりと乾かして適切に洗濯できているのであれば、タオルの機能をある程度維持したまま3ヶ月以上使うことは十分可能でしょう。一方で、湿った状態で放置したり、頻繁に使用したりする場合は、衛生面を考えて買い替え頻度を高めたほうが良いこともあります。
家庭でのバスタオルの買い替え頻度として「1年」が最も多いという調査結果もあります。そのため、3ヶ月というのはあくまで個人の基準であり、特別な事情がない限り、自分にとって無理のない範囲で買い替え頻度を決めるのがよいでしょう。
重要なのは、バスタオルのにおいや触り心地、見た目の劣化を目安に、衛生面とコストのバランスを取りながら買い替え時期を見極めることです。
出典
KBツヅキ株式会社 タオルに関する実態調査(PR TIMES)
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー
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