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家電量販店で「10%値引き+10%ポイント還元」という表示が!「20%値引き」とは違うの? 24万円の有機ELテレビを例に解説

ファイナンシャルフィールド / 2025年1月11日 5時0分

家電量販店で「10%値引き+10%ポイント還元」という表示が!「20%値引き」とは違うの? 24万円の有機ELテレビを例に解説

家電量販店では「10%値引き+10%ポイント還元」などの表示をよく目にします。これを見て、20%値引きと同じように感じる人は多いのではないでしょうか。しかし、実際にはこの2つの支払額やお得度には違いがあります。   本記事では、24万円の有機ELテレビを例に挙げて、その仕組みを分かりやすく解説します。

「値引き」と「ポイント還元」の違い

値引きとは、その場で商品価格が割引され、購入時に支払う代金が減額される仕組みのことです。例えば、24万円の商品が10%値引きされる場合、2万4000円が割引され、実際の支払額は21万6000円となります。購入時に支払う金額が少なくなるので、即時に得られるメリットが大きいといえるでしょう。
 
一方、ポイント還元は、購入時には商品価格に影響を与えません。例えば、24万円の商品を購入して10%のポイントが付与される場合、一般的には2万4000円分のポイントが後日利用可能になります。しかし、これらのポイントは特定の店舗や条件でのみ使用できるため、現金や値引きほど自由度は高くありません。
 

具体例で比較! 24万円の有機ELテレビの場合

24万円の有機ELテレビを例に、「10%値引き+10%ポイント還元」と「20%値引き」の違いを詳しく見ていきましょう。
 

10%値引き+10%ポイント還元の場合

10%値引きの場合、24万円の10%である2万4000円が差し引かれ、支払額は21万6000円になります。さらに、支払額21万6000円に対して10%のポイント(2万1600円分)が還元されます。

●実際の支払額:21万6000円
●獲得ポイント:2万1600円分
●実質的な支出: 21万6000円(支払額)-2万1600円(ポイント)=19万4400円相当

 

20%値引きの場合

20%値引きの場合、24万円の20%である4万8000円が割引され、支払額は19万2000円になります。この場合、ポイント還元はありませんが、直接の支払額が大幅に減少します。

●実際の支払額:19万2000円
●獲得ポイント:なし
●実質的な支出:19万2000円

「10%値引き+10%ポイント還元」は、次回以降の買い物でポイントを活用できる点で魅力的です。しかし、支払額そのものを減らしたい場合、「20%値引き」のほうがお得といえます。
 

「ポイント還元」の落とし穴とは?

一見お得に感じられるポイント還元ですが、いくらたくさんのポイントを貯めても、期限切れで失効したり、貯まっていることを忘れたりしては意味がありません。獲得したポイントは実際に使用しない限り、お得にはならないことを覚えておきましょう。
 
また、ポイントには有効期限が設定されていたり、使用できる商品が限定されていたりすることもあります。店舗ごとのポイントサービスの仕組みを、しっかり理解しておく必要があります。
 

まとめ

「10%値引き+10%ポイント還元」よりも「20%値引き」のほうが、総支払額の面ではお得です。よく使う店舗でなければ、ポイントが無駄になるかもしれませんし、支出を抑えたい場合にも値引きのほうが適しています。
 
家電などの高額商品の場合は、そのメリットが顕著になるため、それぞれの仕組みをしっかり理解し、賢くお得に買い物をしてください。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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