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飲み会に車で来た友人が「ホテルやサウナより安いから」と「パーキング」で「車中泊」すると言っていましたが…問題ないのでしょうか?

ファイナンシャルフィールド / 2025年1月17日 3時0分

飲み会に車で来た友人が「ホテルやサウナより安いから」と「パーキング」で「車中泊」すると言っていましたが…問題ないのでしょうか?

お酒を飲んで「ホテルやサウナに泊まるより安い」という理由で、コインパーキングで車中泊をする人を見かけます。実際に、コインパーキングで車中泊をしてもよいのか気になる方もいるでしょう。   そこで今回は、コインパーキングで車中泊はできるのかをテーマに、車中泊の注意点やコインパーキングの料金設定について解説します。

コインパーキングは基本的に車中泊が禁止されているところが多い

コインパーキングでは、基本的に車中泊が禁止されているところが多い傾向にあります。コインパーキング以外の駐車場でも長時間、同じ場所に駐車することは、ほかの利用者の迷惑となる可能性があります。
 
また、長時間エンジンをつけっぱなしにしたり、大きな声で喋ったりすると、近所に迷惑をかける可能性があり「車中泊OK」としている駐車場はあまりないと考えられます。
 
なお、コインパーキングでの車中泊を直接禁止する法律は存在しないようです。しかし、自治体や管理会社が規約を設けており、車中泊が許可されないコインパーキングもあるため注意しましょう。
 

安心して車中泊ができそうな場所

ここでは、コインパーキング以外で安心して車中泊ができそうな場所をご紹介します。
 

道の駅や高速道路のSA・PA

道の駅や高速道路のSA・PAでは、車中泊を禁止としていないところもあるようです。ただし「BBQをしない(火気厳禁)」「椅子やテーブルを広げない」「騒音に注意する」といった個別のルールが設けられているため、事前に確認する必要があります。
 
また、道の駅や高速道路のSA・PAは、基本的にドライバーが休憩する施設のため、宿泊を目的とする施設でないとされています。オートキャンプ場や車中泊用の施設が併設されている道の駅もあるようなので、事前に確認してから利用しましょう。
 

フリーサイト

フリーサイトであるオートキャンプ場などであれば、安心して車中泊ができると考えられます。オートキャンプ場の場合、区画や仕切りが設定されていないため、利用しやすいといわれています。
 
ただし、キャンプ場によってそれぞれのルールがあり、アイドリングストップを命じるキャンプ場もあるようです。施設ごとのルールを守り、周囲に迷惑をかけない使い方を心がけましょう。
 

コインパーキングの料金設定と支払わない場合の罰則

車中泊できるコインパーキングで車中泊をする場合、料金設定は事前に確認しましょう。例えば「1時間500円、24時間以内最大2500円」と書かれたパーキングでは「2日間(48時間)停めても5000円で済む」と勘違いしてしまいがちです。
 
しかし「繰り返し適用」がない駐車場では、最大料金が該当する日は駐車をしたその日だけとなることがあるようです。そのため、2日目は最大料金の適用がないため「500円×24時間」となります。1日目と2日目の合計は、2500円+1万2000円となり、1万4500円が必要となるでしょう。
 
また、コインパーキングの料金を支払わない場合は、威力業務妨害罪となる可能性があります。この場合、3年以下の懲役もしくは50万円以下の罰金が科されるため、料金の支払いは必ず行いましょう。
 

コインパーキングは車中泊禁止のところが多いため、事前に確認してから利用する必要がある

コインパーキングは、基本的に車中泊禁止とされているケースが多いため、車中泊を目的に利用する場合は事前に利用規約を確認するとよいでしょう。
 
コインパーキングの車中泊は、場所によって車上荒らしなどの被害にあう可能性があります。車中泊をする場合は、明るい場所にある駐車場を利用する、ドアロックを確認するなど、防犯対策をしっかりと行いましょう。
 

出典

e-Gov法令検索 刑法(昭和四十年法律第四十五号)
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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