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初めてスノーボードに行きますが、友人から「保険に入った方がいい」と勧められました。スキー場でのけがは多いのでしょうか?

ファイナンシャルフィールド / 2025年1月24日 4時20分

初めてスノーボードに行きますが、友人から「保険に入った方がいい」と勧められました。スキー場でのけがは多いのでしょうか?

スノーボードは冬のレジャーとして人気がありますが、同時にけがのリスクも伴います。そこで、この記事ではスキー場でのけがの発生率や事例、けがのリスクを減らすための対策についてまとめました。

スノーボードのけがの発生状況

全国スキー安全対策協議会による障害報告(2023年~2024年シーズン)によると、スキーやソリも含めたけが人の合計は3340人で、うちスノーボードによるけが人の数は1867人でした。スキーによるけが人は1427人であるため、スノーボードによるけがの方が多くなっています。
 

けがの種類と要因

スノーボードによるけがの種類は多岐に亘り、靱帯(じんたい)損傷や脱臼、骨折、捻挫、打撲といったものに加え、頭部外傷、脊髄損傷といった重傷に至るケースもあるようです。スノーボードでのけがは決して人ごとではなく、誰にでも起こりうるリスクであるという認識を持つ必要があるでしょう。
 
スキー場でのけがの種類は、大きく分けると以下の3つに分類できます。
 

転倒によるけが

スノーボードの操作ミスやバランスを崩したことによる転倒が原因のけがが起きる可能性があります。初心者や不慣れな人が起こしやすいといえますが、熟練者でも油断は禁物です。手首や肘、膝、肩などのけがが多く、場合によっては骨折につながることもあります。
 

衝突によるけが

ほかの滑走者との接触や、コース外の障害物との衝突によって発生します。特に、ゲレンデが混雑している時間帯や視界が悪い状況下では、衝突事故のリスクが高まります。衝突には頭部外傷や脊髄損傷といった重傷につながる危険性があるため、注意が必要です。
 

用具によるけが

スノーボードの金具が外れたり、破損したりすることによるけがにも注意しなければなりません。古くなって部品が劣化していたり、用具の扱いを誤ったりしたことが原因となる可能性があります。
 

けがを防ぐ対策

けがを減らすためには、体調を万全にして臨みましょう。疲労が蓄積している状態での滑走は、集中力や判断力の低下につながり、リスクを高めます。また、滑走前には入念なストレッチや準備運動を行い、筋肉や関節を温めることも大切です。
 
滑るときはほかの滑走者との距離を保ち、衝突を避けるように心がけてください。特にゲレンデが混雑している時間帯や視界が悪い状況下では、周囲の状況に細心の注意を払いましょう。
 

スキー・スノーボード保険の必要性

スノーボードをする場合は、万が一に備えてスキー・スノーボード保険に加入しましょう。スノーボードでのけがにより、予期せぬ高額な医療費の発生につながる可能性があります。
 
スキー・スノーボード保険の保険料は、保険会社やプランによって異なりますが、一般的には1日あたり数百円~数千円程度が相場です。例えば、1週間の予定であれば数千円〜1万円程度になると考えられるでしょう。
 

スノーボードをする際には保険に加入し、安全に対する意識を保つ方がいい

スキー場でのけがの発生率は、決して低いとはいえません。転倒や衝突などによってときには重傷を負う可能性もあるため、注意が必要です。
 
しかし、事前の準備や滑走時の注意を怠らなければけがのリスクを減らせます。そのため、万が一に備え保険に加入し、安全にスノーボードを楽しみましょう。安全に対する意識を常に高く持ち続け、無理な行動はしないことが大切です。
 

出典

全国スキー安全対策協議会 2023/2024シーズン スキー場傷害報告書(5ページ)
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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