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「高収入だから貯蓄が多い」は間違い! 誰でも実践できる、「貯蓄を増やす方法」をFPが伝授

ファイナンシャルフィールド / 2025年1月28日 9時0分

「高収入だから貯蓄が多い」は間違い! 誰でも実践できる、「貯蓄を増やす方法」をFPが伝授

「もっと給料が高ければ貯蓄できるのに……」、そんなことを考えたことはないでしょうか。筆者は、会社員時代よくそう思っていました。しかし、今は、多くの家計を見てきた経験から、「給料が高い = 貯蓄が多い」は必ずしも成り立たないと断言できます。逆に、収入が多くなくても貯蓄を増やすことはできます。   本記事で、その理由と貯蓄を増やす方法をお伝えします。

貯蓄を増やしたいなら、貯蓄する

当然ですが、貯蓄を増やすためには貯蓄をしないといけません。解決法は、「先取り貯蓄」です。
 
「先取り貯蓄をして残ったお金で生活をする」、これを実行しないかぎりお金は決して貯まりません。支出をして残ったお金を貯める形では、残念ながらお金は残らないのです。たとえ高収入だとしてもそれは同じです。難しいことではないのですが、意外に、これをできている家庭は多くありません。
 

貯蓄を増やすポイントは年収の高さよりも管理方法にあり

一般的に収入が上がるにつれ、生活レベルも上昇します。そのため、高収入の家庭は収入に合わせてしっかり支出しています。

●値段を見てモノを買わない
●子どもが未就学児から月数万円の習い事に通い、教育費にしっかりお金をかける
●共働きの場合は忙しいため、食事は宅配か外食が多く、食べ盛りの子がいるわけでもないのに、月20〜30万の食費

このような家計も珍しくありません。収入があってもほぼ支出されるため、貯蓄がほとんどないこともあります。
 
一方、決して高収入ではないけれど、貯蓄が数千万円ある家庭もあります。毎月決まった金額を貯蓄し残ったお金で生活をする……、これだけですが、毎月確実に貯蓄が増えるため時間がたつと大きな金額になります。
 

先取り貯蓄は誰でもできる

家計の基本は、収入の範囲で貯蓄をして生活費を支出することです。もちろん、マイホームを買ったり、子どもが大学生で教育費がかかったりする時期など、年間収支が赤字になる時期はありますが、一時的であれば問題ありません。
 
しかし、そうでもないにもかかわらず、恒常的に赤字だとすると収入に見合ってない支出をしている可能性が高いです。本人は気づいていないことがほとんどですが、教育費、携帯、車、衣類(特に子ども用)などは、赤字原因となりうるよくある支出項目です。
 
しかし、何に支出したいか、その優先は人によって違います。もし、今、先取り貯蓄ができていないのであれば、自分にとって優先が低い支出は必要そうに見えても削らないといけない支出かもしれません。
 
家計簿を毎月つける必要はありませんが、何にいくら使っているかは一度把握しておくとよいでしょう。自分にとって優先度の低い支出が何か分かるはずです。
 
NISAや節税など、お金を増やしたり支出を減らしたりすることも大切ですが、日常生活の収支をバランスよく保つことが、やはり健康的な家計管理には最も大切です。ぜひ先取り貯蓄をして、貯蓄を増やしていってください。
 
執筆者:前田菜緒
FPオフィス And Asset 代表、CFP、FP相談ねっと認定FP、夫婦問題診断士

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