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スキマ時間を活用した副業が狙い目? コロナ禍でパート・アルバイトの就業実態はどう変わったか

ファイナンシャルフィールド / 2020年9月26日 10時0分

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新しい生活様式が掲げられて久しい今、予防対策に取り組み三密を避けながら社会活動を続けることに慣れてきた部分もあるのではないでしょうか。
 
そんななか、スキマ時間を使って副業を始めるという動きも見られているようです。
そこで今回は、コロナ禍のパート・アルバイトの就業実態やスキマ時間を使った副業について、シェアフル株式会社が発表した「緊急事態宣言発令による就業実態の変化についての調査」結果(※)を見てみましょう。

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緊急事態宣言後、副業を希望するパート・アルバイトが急増?

まずは、コロナ禍でパート・アルバイトの働き方にどのような影響が出ているのかを見てみます。

【緊急事態宣言発令による仕事への影響(複数回答)】

1位:特に影響なし                51.5%
2位:収入が減少した               26.0%
3位:シフトの時間が削られた           20.0%
4位:職場が休業になったため仕事ができなくなった 14.5%
5位:仕事内容が変わった              7.2%
6位:感染拡大予防のため仕事を自粛した       5.1%
 
およそ半数の人は、特に影響を受けていないようです。たしかに、スーパーやコンビニ、ドラッグストアなどライフラインに関する職種の場合は仕事が増えることはあっても減ることはなさそうです。
 
また、約4人に1人は収入が減少し、5人に1人はシフトの時間が削られてしまった様子。自らの意志で感染拡大予防のために自粛をしたという人も、5%ほどいるようです。
 
そんななか、仕事についての意識にも変化があるようです。

【仕事における価値観の変化(複数回答)】

1位:特に変化していない               32.5%
2位:収入が減ったため、副業をはじめたい       30.4%
3位:コロナの影響を受けていない業界で働きたい    23.5%
4位:何か今後の役に立ちそうな資格をとりたい     17.4%
5位:リモートワークが推奨されている会社で働きたい  14.6%
6位:次の職が決まるまでの生活費を稼ぐ方法を知りたい 14.4%
 
新型コロナウイルスの影響により、仕事における価値観が変化した人が、全体の7割近くという結果に。特に、10人に3人は収入減少により副業をはじめたいと考えていることがわかります。
 
TOPには入らなかったものの、5.7%の人が「本業/レギュラーの仕事に関連性のある別の仕事をしたい」、5.9%の人が「本業/レギュラーの仕事に活かせるような別の仕事をしたい」と回答。
 
2位の副業の回答と合わせると、スキマ時間で新しい仕事を始めたいと考えている人は全体の42.0%ということに。かなり多くの人が、スキマ時間を活用した副業に興味があるということがわかりますね。
 

スキマ時間を使ったスキマバイトとは?

スキマバイトとは、1日数時間から数ヶ月単位の、スキマ時間を使ったいわゆる単発バイトのこと。
同調査によると、スキマバイトの経験者は、全体の10.8%という結果に。まだ広く活用されていないということがわかります。
 
ちなみに、どのような職種のスキマバイトが人気なのでしょうか。
 

【「スキマバイト」活用時の希望職種】(「特になし」除く)

<緊急事態宣言前>
1位:接客・サービス 29.0%
2位:軽作業     22.7%
3位:オフィスワーク 21.3%
 
<緊急事態宣言後>
1位:軽作業     28.0%
2位:オフィスワーク 24.4%
3位:接客・サービス 18.2%
 
以前は1位だった接客・サービスは、新型コロナウイルスの影響で10ポイント以上も減少。やはり不特定多数の人と接する機会の高い職種を避ける人が多いようです。TOP3には入っていませんが、飲食業についても18.7%から9.8%にダウンしています。
 
いっぽうで、黙々と作業にいそしむタイプの軽作業やオフィスワークについては、人気が上がっています。希望の職種にも、このように新型コロナウイルスの影響があるのですね。
 

どれくらい稼げる? 気になるスキマバイトの月収

気になるのが、スキマバイトでどれくらい稼げるかということ。実際にスキマバイトをしている人の月収を見てみましょう。
 

【「スキマバイト」による月収】(「スキマバイトを利用していない」を除く)

<緊急事態宣言前>
1位:5000円以下     24.7%
2位:1万1円から5万円  22.8%
3位:5001円から1万円  12.8%
4位:5万1円から10万円 11.9%
 
<緊急事態宣言後>
1位:5000円以下     24.7%
2位:1万1円から5万円  19.2%
3位:5001円から1万円  13.2%
4位:5万1円から10万円 12.8%
 
順位に変化はありませんでしたが、数字にはわずかながら変化が見られました。スキマバイトで稼ぐ月収は、5万円以下が多いということがわかります。ちなみに、20万1円以上と回答した人は、緊急事態宣言前で1.8%、後で0.9%でした。このように、なかにはスキマ時間を使ってかなりしっかりした収入を得ている人もいるようです。
 
今後も新型コロナウイルスの影響は続きますし、収入が減ってしまったり、場合によっては職がなくなってしまったりすることもあるかもしれません。その際は、このようなスキマ時間を活用して収入を得ていく方法も検討するといいですね。
 
[出典]
※シェアフル株式会社「緊急事態宣言発令による就業実態の変化についての調査」(@Press ソーシャルワイヤー株式会社)
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部

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