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不動産投資で何か見落としてない?  実際に投資家266人に失敗例を聞いてみた

Finasee / 2024年8月21日 13時0分

不動産投資で何か見落としてない?  実際に投資家266人に失敗例を聞いてみた

Finasee(フィナシー)

不動産投資の主流は「堅実」路線

今回の調査で最も多かった投資スタイルは「慎重・堅実」(回答者266人中、複数回答可)だった。

出所:株式会社ドリームプランニング 

「ローリスク・ローリターンを基本とする」「価格が下がっても利益が出るまで待つ」といった声からも、堅実な資産運用を重視する傾向が見て取れる。

この結果は、不動産投資が株式投資などと比べて長期的な視点で取り組むケースが多いこと、また、多額の資金を投じることからリスク回避を重視する投資家が多いことを反映していると言えるだろう。

年代による投資スタイルの違いは?

年代別にみると、30代以下の投資家では「大胆・冒険」を重視する傾向が見られた。

出所:株式会社ドリームプランニング

若いうちから不動産投資に挑戦する彼らは、高いリターンを期待して、リスクを取ってでも積極的な投資を行う傾向があるようだ。

一方、40代以上の投資家は、堅実な投資スタイルを好む傾向が強まり、「大胆・冒険」を選ぶ割合は減少した。年齢を重ねるにつれて、リスク許容度が変化する現実がうかがえる。

出所:株式会社ドリームプランニング慎重派ほど陥りやすい落とし穴とは?

「慎重・堅実」な投資スタイルは、リスクを抑えながら安定的な収益を目指す上で有効な手段となりうる。しかし、どんなに慎重に計画を立てていても、想定外の事態は起こりうるものだ。

今回の調査では、「慎重・堅実」を自認する投資家でも、予期せぬ出費やトラブルに悩まされるケースが少なくなかった。

特に多かった失敗例は、「修繕費がかさんで経営を圧迫」「空室が多く収益が上がらない」の2点だった。

出所:株式会社ドリームプランニング

建物の経年劣化や予想外のトラブルによる修繕費の発生、あるいは入居者の確保の難航など、不動産投資には常にリスクがつきまとう。

成功のためには、綿密な計画と並行して、起こりうるリスクを想定し、適切な対策を講じておくことが重要となるだろう。

まとめ:成功のカギは“変化への対応”

今回の調査から、不動産投資においては、リスクとリターンを冷静に見極め、「慎重・堅実」な姿勢で臨むことが重要であることがわかった。

しかし、慎重に進めるだけでは、市場の変化や予期せぬ事態に対応することは難しい。

不動産投資で成功を収めるためには、常に市場の動向や社会情勢を注視し、柔軟に対応していくことが求められるだろう。

【調査概要】

〇調査対象-「不動産投資を行っている」と回答した不動産投資家

〇有効回答数-266名

〇調査主体-株式会社ドリームプランニング

〇調査方法-インターネットによるアンケート調査

   〇調査期間-2024年6月3日~6月6日

   〇引用元:URUHOME(ウルホーム)

 

Finasee編集部

「一億総資産形成時代、選択肢の多い老後を皆様に」をミッションに掲げるwebメディア。40~50代の資産形成層を主なターゲットとし、投資信託などの金融商品から、NISAや確定拠出年金といった制度、さらには金融業界の深掘り記事まで、多様化し、深化する資産形成・管理ニーズに合わせた記事を制作・編集している。

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