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嫁姑問題とは無縁? 「だめだ!だめだ!」を繰り返す夫と別れ、50代女性が夢だった国際結婚に踏み切った経緯

Finasee / 2024年9月9日 11時0分

嫁姑問題とは無縁? 「だめだ!だめだ!」を繰り返す夫と別れ、50代女性が夢だった国際結婚に踏み切った経緯

Finasee(フィナシー)

結婚相手は日本人だけではない。

そういう考えがずいぶんと普及してきました。もともと国際結婚をする人はいましたが、私の周りでは結婚相手に海外の方を希望する人が増えてきています。

この背景には、日本にはない自由な文化への憧れがあるようです。たとえば、日本人同士で結婚すれば、義実家と付き合わなければならない、特に女性は義母との関係で悩むこともありますから、そういった煩わしさを避けたい思いもあるのかもしれません。

今回は、子どもの頃から国際結婚を夢見ていた女性の話を紹介していきます。

親の言いつけで地元の男性と結婚。昔はよくあったこと⁉

山本愛子さん(仮名・54歳)は、子どものころから結婚相手は外国の人と決めていました。その背景には、山本さんが育った時代が関係しているようです。山本さんの青春時代は今とはかなり違っていて、女性は自由に生きるのが難しかったそう。特に結婚相手に関しては親や親戚が決めてしまうことも。山本さんは東北出身で、東京の大学に進学しました。親元を離れたので自由を満喫できたこともあって、東京で就職をしてこのまま地元には帰らずにいたいと考えていました。でも、それは許されることではありませんでした……。

親の強固な希望で地元に就職しました。1人娘の山本さんは親に逆らえなかったそうです。その後、山本さんは地元の男性と結婚、子どもも生まれました。でも、旦那さんとは相性が悪く、山本さんの性格を理解してもらえなかったそうです。山本さんがもっとオシャレをして、自分の自由時間もほしいと思っても、旦那さんは全く理解してくれません。

「東京で4年間好き勝手に暮らしていたのに、田舎に戻ったら息が詰まりそうに感じられました」山本さんはそう話していました。

自由な感覚の彼女と寡黙な旦那さんとは、なかなかうまくいかなかったようです。山本さんが何かにトライしようとすれば、旦那さんは頭ごなしに「だめだ!だめだ!」の連発です。お互い我慢の限界に達し離婚になりました。

子どもが成人を迎えたとき、山本さんはいよいよ自分の人生が始まる! という気持ちだったのでしょう。念願だった海外に住むことを目標に、お金を貯める決意をして仕事を始めました。当時は仕事も大変でしたが、目標があったので気持ちは前向き。

そして結婚相談所に登録をして、国際結婚のお相手探しをスタートさせたのです。

山本さんが結婚相談所を選んだ理由

山本さんは仕事もしていますし、どんどん外に出ていくような性格だったので、海外の方と出会う機会もあったはず。でも結婚相談所を選んだのには理由があります。

国際ロマンス詐欺です。結婚詐欺と同じですが、同年代の50代の女性がターゲットにされやすい。おまけに英語もあまりできない女性が狙われた事件を見て、山本さんは本能的に危ないと思ったそうです。

きちんと相手を調査して問題ないと判断した人が会員になれる結婚相談所ならば、このような詐欺被害はないということで入会されました。結婚相談所は住民票、独身証明書、最終学歴の証明、運転免許証、収入の証明等提出します。ここまで証明されていれば、相手が詐欺師というのは考えにくいです。

●50代になって、ようやく自分のための人生を歩み始めた山本さん。しかし、外国男性と結ばれるためには、数々の困難を乗り越えなければなりません。後編【国際結婚に甘えは通じない…交際中の資産家アメリカ人を幻滅させた日本人女性の「意外な一言」】で詳説します。

佐竹 悦子/株式会社インフィニ 結婚相談所インフィニ・青山結婚予備校 代表

素敵な方とのご縁をつなぐ結婚相談所インフィニ青山結婚予備校を運営し、成婚率№1・顧客満足度№1を獲得。24年以上、婚活最前線で3万人とカウンセリングを行い成婚に導く。著書に『佐竹悦子先生の「結婚力」養成講座』、メディア実績に『ノンストップ!』『The Japan Times』『週刊ダイヤモンド』などがある。

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