【新NISA1年目体験談】月10万円の“オルカン積立”を維持する40代会社員、個別株の“高値づかみ”にもめげない理由は?
Finasee / 2025年2月5日 12時0分
Finasee(フィナシー)
新NISAでのこれまでの運用損益損や2年目の戦略など、誰もが気になる実情について読者の体験談が続々到着。今回の投稿者たかたかさんの新NISA1年目は通称「オルカン」でおなじみのeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)へのインデックス投資を主体に個別株にもチャレンジした結果、大いに学びがあったと言います。
新NISA1年目は高値づかみも「勉強になった」、株主優待に期待もたかたかさんのプロフィール(40代男性・会社員、関東地方在住)
投資歴:1~5年
投資経験がある金融商品(銘柄):投資信託…S&P500への連動を目指す商品、eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
国内株式…武田薬品工業【4502】、物語コーポレーション【3097】、トヨタ自動車【7203】、三菱UFJフィナンシャル・グループ【8306】
金融資産残高:500万~999万円
関東地方で奥さまとお子さまの3人で暮らす40代会社員のたかたかさん。旧制度のつみたてNISA時代から運用に勤しんでいたと言います。
NISAが始まった2024年1月からはつみたて投資枠で通称「オルカン」に月10万円を積み立てることから開始したそうです。
ところが途中でインデックス投資に慣れてきて、個別株投資も始めてみたものの、買いのタイミングが分からずに結果として高値づかみをしてしまったとのこと。その経験からどんな学びを得たのでしょうか。
●前編:金融資産残高500万~999万円の会社員、インデックス投資に飽きて個別株を始めた「新NISA」1年目の損益は?【読者体験談】
「十分な余剰資金が貯まったら、積極的に投資していこうと」「個別株を始めるのであれば、もっと勉強したうえで始めればよかったと思っています。とはいえ、とりあえず始めてみて勉強になることも多かったので、今後も投資信託や国内の個別株だけでなく、外国株への投資なども始めてみたいと思っています。まだまだ不安ではありますが…」(たかたかさん、以下同)。
高値づかみをしてしまったものの、個別株を始めてみて勉強になったと前向きなたかたかさん。損切りをするのか、持ち続けるのか。そもそも将来の株価の行方は誰にも予測できません。旧NISAと違って新NISAには運用期限はありませんから、今後、再び株価が上昇することに期待して待つことも可能です。
「十分な余剰資金が貯まったら、積極的に投資していこうと考えています。ただ、初めての個別株投資で優待目的の株も持っているので、商品が届くのを今から楽しみにしています。特に飲食系の優待はすごく楽しみ」
新NISAで投資を始めた個人投資家のみなさんの中には、株主優待を目当てに銘柄を選ぶ人もいるかもしれません。一方、企業の方でも新NISAの普及にともなって個人投資家の獲得を目的に株主優待を拡充、新設する動きが見られます。
飲食店の株主優待で外食を楽しむなど、新NISAでの運用に楽しみを見出しているたかたかさん。迎えた新NISA2年目はどのように動くのでしょうか。
つみたて投資枠「オルカン月10万円」を維持しつつ成長投資枠も活用「つみたて投資枠は、今までどおりオルカンに月額10万円のまま積み立てを続ける予定です。成長投資枠は、インデックスファンドの投資信託を続けるか、配当狙いのインカムゲイン重視で個別株に投資するかで悩んでいます。日経平均株価の値動きやその他の情報を収集して進めていきたいのですが、配当金に目がくらんで、株価が下がっていくような株を選ぶのは避けるようにしたいですね」
早くも大まかな2年目の戦略を描いていることがうかがえます。つみたて投資枠は月10万円の“オルカン積立”を維持しつつ、成長投資枠ではインデックス投資か個別株かに迷いがあるとも。成長投資枠の年間上限枠は240万円ですから、これまでのように両者にチャレンジすることも十分可能でしょう。
一方で個別株の選び方にも注意すべきをポイントをすでに見出しているようです。
「とはいえ、まだどの株式が良いかという判断はつかないので、そのあたりも踏まえて勉強をしながら進めていこうと考えています。あとは、優待目的で長期保有する株は良いタイミングで特定口座で買い直すことも検討しています。いずれも楽しみながら運用していきたいですね」
「楽しみながら運用を続けたい」と今後の方針を語ってくれたたかたかさん。新NISAのみならず、特定口座との使い分けにも注目して資産運用を進める様子から、運用へのさらなる意欲が伝わってきました。
Finasee編集部
「一億総資産形成時代、選択肢の多い老後を皆様に」をミッションに掲げるwebメディア。40~50代の資産形成層を主なターゲットとし、投資信託などの金融商品から、NISAや確定拠出年金といった制度、さらには金融業界の深掘り記事まで、多様化し、深化する資産形成・管理ニーズに合わせた記事を制作・編集している。
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