右太もも裏負傷の久保建英、「筋線維断裂」の可能性を現地懸念「次の試合をスタンド観戦も」

■久保はスタメン出場

　スペイン1部レアル・ソシエダの日本代表MF久保建英は現地時間3月31日のラ・リーガ第30節アラベス戦に先発出場するも、前半44分に右足ハムストリングの負傷で途中交代を余儀なくされた。チームは1-0で勝利を収めたが、スペイン紙「マルカ」は「ソシエダは勝利を心から祝うことはできなかった」と久保の負傷をレポートしている。

　久保は2試合連続で先発出場となり、右サイドでプレー。しかし、前半終了間際に右の太もも裏を痛め、ピッチ上で治療を受けた後に途中交代となった。歩いてピッチを後にしたもの、状態が懸念される。
　
　マルカ紙は久保について「もし軽傷であれば、4月14日のアルメリア戦でプレーするまでに十分な時間があるが、もし筋線維を断裂しているようであれば、彼は次の試合をスタンドから観戦することになるだろう」と伝えた。

　ソシエダはアラベスを下して3連勝となり、勝ち点49で6位につけている。来季の欧州カップ戦出場権を争っているなかで久保が離脱となれば、大きな痛手となることは間違いないだろう。（FOOTBALL ZONE編集部）