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遠藤の“後継者”候補…リバプール新ターゲット浮上 南米出身MF補強の可能性を英指摘

FOOTBALL ZONE / 2024年4月11日 19時50分

■注目株FCポルトのMFアラン・バレラの争奪戦に参戦か

 イングランド1部リバプールは昨夏の移籍市場で中盤の主力選手を一斉に放出し、アルゼンチン代表MFアレクシス・マック・アリスターや日本代表MF遠藤航といった新戦力が台頭した。そして、今夏にもさらなるMFの補強に動く可能性があるようだ。31歳となった遠藤の将来的な後継者たり得るターゲットが浮上している。英メディア「Caughtoffside」が報じた。

 昨夏の移籍市場でリバプールは前キャプテンのMFジョーダン・ヘンダーソンやMFファビーニョといったレギュラー選手が退団。そのほかにもMFアレックス・オックスレイド=チェンバレンやMFナビ・ケイタ、MFジェームズ・ミルナーなど経験豊富な選手たちもチームを去った。

その代わりにマック・アリスターや遠藤、MFドミニク・ソボスライといった新戦力がすぐにチームにフィットし、MFハーベイ・エリオット、MFカーティス・ジョーンズといった若手も台頭。顔ぶれは一新されたが、プレミアリーグ屈指の強力な中盤を擁している。

 そうしたなかで、今夏にも新たなMFの補強が噂されている。その候補として有力視されているのがポルトガル1部FCポルトでプレーする22歳の元U-20アルゼンチン代表MFアラン・バレラだ。マンチェスター・シティも獲得を狙っているとされる注目株で、今夏に争奪戦が予想される。

「Caughtoffside」はアンカーとしてレギュラーに定着している遠藤の活躍を評価しつつ、バレラがより長期的なビジョンの下でクラブに必要になる選手だとして期待を懸けていた。

「リバプールは昨夏にクオリティーを備えた守備的MFを求めていたが、モイセス・カイセドとロメオ・ラビア(ともにチェルシー)の獲得には失敗した。彼らはシュツットガルトから遠藤航を獲得し、この日本代表のパフォーマンスは傑出している。だが、彼は30代の選手であり、リバプールには長期的な新戦力が必要だ。

 バレラはその点で理想的な選手だ。この南米出身の選手は近い将来に彼らの中盤を完成させ、最高レベルでの競争を可能にすることができるだろう。状況がどのように展開するのかは興味深い」

 今季限りでユルゲン・クロップ監督が決定しているリバプール。後任としてポルトガル1部スポルティングからルベン・アモリム監督を招聘するとの噂があるが、監督だけでなく中盤の新戦力もポルトガルから連れてくることになるのだろうか。(FOOTBALL ZONE編集部)

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