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フットサル日本代表、アジア杯の試合当日に異例のメンバー変更 GKイゴールが代役に

FOOTBALL ZONE / 2024年4月18日 14時5分

■前日練習ではグローブをはめてプレーをしていたがフィウーザは大会に間に合わず

 日本サッカー協会(JFA)は4月18日、AFCフットサルアジアカップ(杯)に出場する日本代表メンバーに変更が生じることを発表した。GKファビオ・フィウーザ(湘南ベルマーレ)に代わり、第3GKとしてチームに参加していたGKピレス・イゴール(バルドラール浦安)が登録メンバー入りした。

 フィウーザは国内合宿時から負傷を抱えており、国内で行われたリガーレヴィア葛飾との練習試合にも出場していなかった。それでもチームではGK黒本ギレルメ(しながわシティ)とイゴールとともに練習を続けており、17日の前日練習でも手にグローブを付けた状態でトレーニングを行い、すべてのメニューを消化していた。

 長身を生かしたセービングだけでなく、足元の技術も確かなフィウーザは、出場できれば正GKとしてピッチに立つ可能性も高かったが、残念ながら回復が間に合わずに万全の状態にあるイゴールと入れ替わる形になったようだ。JFAによれば、フィウーザは離脱せずにサポートメンバーとしてチームに残る予定だという。

 18日の日本時間20時から、日本はキルギス代表との初戦に臨む。今回のアジア杯はフットサルワールドカップ(W杯)ウズベキスタン2024の予選も兼ねており、フットサル日本代表にとっては2012年大会以来となる自力でのW杯出場権獲得(2021年大会は過去の成績上位での出場)が期待される。

 しかし、チームはタイに入ってからキャプテンのFPアルトゥール・オリベイラ、FP清水和也が相次いで負傷。木暮賢一郎監督はベテランのFP仁部屋和弘とFP安藤良平を招集しているが、チームは木暮ジャパンの発足当時からの中心選手である攻守の大黒柱を失い、大会初戦を迎えることになっている。さらにGKフィウーザも今回離脱となり、大会前に主力3選手が欠けるという異例の事態になった。初戦で対戦するキルギスは、2016年のW杯予選でプレーオフ1回戦で敗れた因縁の相手でもある。フットサルW杯の連続出場を途切れさせられた相手から、弾みをつける勝利を挙げたいところだ。(FOOTBALL ZONE編集部)

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