松木玖生が“頭脳的プレー” 負傷→ピッチ上治療の“権利”活用に称賛「マリーシアの部分」
FOOTBALL ZONE / 2024年4月30日 7時10分
■松木が後半20分に相手DFタシーンからファウルを受けたあと、ゲームを落ち着かせる
U-23日本代表は現地時間4月29日、パリ五輪のアジア最終予選を兼ねたU-23アジアカップ準決勝でイラクを2-0で下し、8大会連続の五輪出場を決めた。MF松木玖生は中心選手としてチームを支えたなか、後半のある“頭脳的プレー”が称賛されている。
日本は前半28分にFW細谷真大の2試合連続ゴールで先制すると、同42分にはFW荒木遼太郎が巧みな連係から追加点。後半、イラクに攻め込まれ、ゴールを脅かされるピンチもあったが、GK小久保玲央ブライアンやDF関根大輝を中心に守備陣が懸命にしのぎ、2-0で勝利した。
そのなかで、インサイドハーフで後半35分までプレーした松木のある行動が注目を集めている。
日本は後半20分、ボールを奪ってカウンターを狙おうとしたところで、松木が足を引っかけられてセンターサークル付近で倒される。ショーン・エバンス主審はアドバンテージを見て日本の攻撃が続行。FW平河悠の左足クロスに合わせて細谷がヘディングシュートを放つも、これは右ポスト直撃で追加点とはならなかった。
その後、プレーが途切れたタイミングでイラクDFザイド・タシーンにイエローカード。痛がる仕草から、「テレビ朝日」で解説を務めた元日本代表DF内田篤人は「玖生がいなくなるのは……」と心配したが、「(足を)蹴られていますね。(ただ)たぶん玖生なら大丈夫じゃないかな」と状況を見て言葉を続けた。
松木はピッチから出ず、倒れ込んだ付近で治療を受け、イラクに押されつつあった状況を上手く落ち着かせる結果となった。負傷者はピッチから出て治療を受けなければならず、試合が再開されたのちにのみフィールドに戻ることができるが、イエローカードやレッドカードの対象となる反則があったあとはピッチ上で治療を行える例外規定が追加されており、それを巧みに生かした。
スポーツチャンネル「DAZN」で解説を務めた元Jリーガーの林陵平氏も「(松木は)まぁ大丈夫でしょう。ジャンプしてかわしてはいたんで」と振れ、「多少は、時間を使っていると思うんですよ。そこらへんのマリーシアの部分、ずる賢さというところですね」と、松木のしたたかなサッカーIQを称えていた。(FOOTBALL ZONE編集部)
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
日本vsイラク 試合記録
ゲキサカ / 2024年4月30日 22時31分
-
パリ五輪出場決定! U-23日本代表が細谷&荒木2発でイラク撃破! アジア制覇王手と8大会連続の五輪へ
ゲキサカ / 2024年4月30日 7時32分
-
「優勝するためにここに来ている」攻守に躍動の松木玖生の想い、21歳を迎え「人生で一番最高のプレゼント」
超ワールドサッカー / 2024年4月30日 6時50分
-
細谷&荒木弾のU-23日本代表が8大会連続となるパリ五輪出場決定! 3日決勝はウズベキスタン相手に優勝狙う【AFC U-23アジアカップ】
超ワールドサッカー / 2024年4月30日 4時32分
-
細谷真大&荒木遼太郎がファインゴール! 主将・藤田2AのU-23日本が2点リードで折り返す【AFC U-23アジアカップ】
超ワールドサッカー / 2024年4月30日 3時26分
ランキング
-
1ロッテは延長12回引き分け 佐々木朗希の162キロ、12奪三振の力投も勝利に結びつかず
スポニチアネックス / 2024年5月17日 22時4分
-
2大谷翔平が家に飾っている人形が「胸アツ」 女性レポーターに明かした“2選手”
Full-Count / 2024年5月17日 18時10分
-
3市議会まで動かした大谷翔平…記念日制定に「生きる伝説」 SNS騒然「偉人の域」
Full-Count / 2024年5月18日 7時47分
-
4【ヤクルト】村上宗隆が両リーグ最速10号で連勝に貢献 「チームをしっかり引っ張っていけるように」
スポーツ報知 / 2024年5月17日 23時13分
-
5【バレーボール】「流れ変える役割果たせた」宮部がサーブで貢献 日本女子はドイツ破り開幕3連勝
スポニチアネックス / 2024年5月17日 22時46分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください