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リバプール久保98億円獲り「サラーの理想的な後継者」 今夏去就を現地考察「注目すべき才能」

FOOTBALL ZONE / 2024年5月5日 11時20分

■シーズン佳境を迎え、英名門リバプールからの関心が加熱

 スペイン1部レアル・ソシエダに所属する日本代表MF久保建英の去就を巡り、イングランド1部リバプールからの関心が浮上している。地元メディアは、エースのエジプト代表FWモハメド・サラーの後継者になり得るポテンシャルに脚光を当て「注目すべき才能」と熱視線を送っている。

 久保は2022年夏にスペイン1部レアル・マドリードからソシエダへ完全移籍。加入初年度の昨季は中心選手としてリーグ戦9ゴールをマークし、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)出場権獲得に貢献した。今季も主力として存在感を発揮し、今年2月には29年6月末までの契約延長を発表した。

 それでも去就に関する噂は絶えず、シーズン佳境を迎えるなか、リバプールからの強い関心が浮上。すでにソシエダに接触したとの情報もあるなかで、リバプール専門メディア「Liverpool.com」は「なぜ久保建英はリバプールにおけるモハメド・サラーの理想的な移籍後継者となり得るのか」と見出しを打ちその才能に注目している。

 エースのサラーには昨夏、中東サウジのクラブから巨額オファーが舞い込むも、クラブ側はこれを拒否。仮に今夏も同様の打診があっても断る可能性があると同メディアは指摘し、エースの残留を強調した。一方で、「彼の契約は2025年に満了するため、別の大きな決断が迫っている」として、久保獲得の可能性に触れた。

 記事では「サラーと同様、久保は1対1の状況に優れ、狭いスペースでも優れている」と技術を称えつつ「久保の最も印象的な側面の1つは、得点力と攻撃の脅威と同様に、その仕事量だ」として、あるデータに注目している。データサイト「Fbref」によると、久保は今季ラ・リーガで85回のボールリカバリーを記録。これはリバプールに置き換えると116回のFWルイス・ディアスに次ぐ数値で、攻撃面で多くのプレーに関与できる能力を特筆している。

 こうした事実を踏まえ、「Liverpool.com」は「久保選手はアンフィールドでのサラーの理想的な後継者となり得るようだ」と太鼓判。また地元紙「リバプール・エコー」も「モハメド・サラーの解決策をもたらす可能性がある。22歳でチャンピオンズリーグやラ・リーガでの経験を持つ日本代表は間違いなく注目すべき才能」と、エースFWの系譜を継ぐ存在だと綴り、熱視線を注いだ。

 古巣レアル・マドリードへの復帰はトーンダウンしつつある一方で、久保の去就動向はプレミアリーグ行きへのシナリオが日に日に過熱しつつある。ソシエダとの契約解除条項は6000万ユーロ(約98億円)と言われるなかで、英名門クラブ行きは果たして実現するだろうか。(FOOTBALL ZONE編集部)

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