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韓国は「変化がない。責任を負う人間もない」 2度の「ドーハの惨事」を母国紙糾弾

FOOTBALL ZONE / 2024年5月9日 6時1分

■韓国は10大会連続の五輪出場を逃す

 韓国はU-23アジアカップでベスト8敗退を喫し、9大会連続で続いていた五輪出場を逃した。韓国紙「中央日報」は、「大韓サッカー協会は何をしているんだ」と問題提起している。

 韓国はグループリーグ第3戦で日本を破るなどB組首位で決勝トーナメントに進出した。しかし、準々決勝インドネシア戦では退場者を出して数的劣勢を強いられると、なんとか延長戦、PK戦まで持ち込んだものの、最終的にPKスコア10-11で敗れ、ベスト8敗退でパリ五輪出場を逃した。

 10大会連続の五輪出場を逃して国内に衝撃が走ったなか、韓国紙「中央日報」は「大韓サッカー協会は何をしているんだ」と見出しを打って取り上げている。

「韓国はカタールで開催されたアジアカップ準々決勝でFIFAランキング87位のヨルダンに負けた。これを『惨事』と言うと誇張だろうか。U-23アジアカップでは2度目の惨事が起きた。やはり格下のインドネシアに敗れ、ベスト8敗退。偶然にも今回もカタールだった。2度の『ドーハの惨事』を経験しても、大韓サッカー協会は短い謝罪文を発表しただけだ」

 大韓サッカー協会はU-23アジアカップ8強敗退後、「10大会連続オリンピック出場のためにスタッフ陣と選手双方が最善を尽くしたものの、残念ながら目標を達成できませんでした。大韓サッカー協会に総括的責任があることは承知しており、誠に申し訳なく思います。今後の選手や指導者の育成、代表チームの運営体系を綿密に検討し、改善案を見つけ、今回のような失敗が今後繰り返されないようにします」と謝罪声明を公式サイトに掲載した。

 韓国国内ではチョン・モンギュ会長への風当たりが強くなっているが、記事では「2度の痛恨の失敗を経験しても、大韓サッカー協会は、これといった変化がない。責任を負う人間もない。まるでトカゲの尻尾切りのように監督を突き放しただけだ。代表チーム内部で選手たちが殴り合って争っても、一度でもなく二度も格下に負けて恥をかく惨事にあっても、サッカー協会の会長と役員たちは堅固に自分の地位を守っている。サッカー協会は『失敗が繰り返されないようにする』と語ったが、何をどうするというのか分からない。対策もビジョンもない。日本は違う。日本サッカー協会は『ジャパンズウェイ』を発表し、2050年のワールドカップ(W杯)単独開催および優勝という野心的な目標を掲げている」と指摘していた。(FOOTBALL ZONE編集部)

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