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町田がルヴァン杯で2発快勝 助っ人3人が躍動、鹿島は柴崎岳が初出場も覆せず

FOOTBALL ZONE / 2024年5月22日 20時59分

■柴崎岳が今季初出場

 ルヴァンカップの1stラウンド3回戦が5月22日に各地で行われ、町田GIONスタジアムではJ1で首位に立つFC町田ゼルビアと同3位の鹿島アントラーズの2チームが激突した。試合は2-0でホームの町田が勝利し、プレーオフラウンド進出を決めた。

 ともに19日にJ1リーグ戦を行い、中2日でこの試合を迎えている。ホームの町田は東京V戦(5-0)からMF柴戸海以外の10人を入れ替えた。今季初先発となるFWエリキら、外国籍選手5人が先発している。対する鹿島は神戸戦(1-0)からGK早川友基、DF植田直通、DF関川郁万、DF安西幸輝、MF佐野海舟が引き続き先発起用され、MF柴崎岳も公式戦初のベンチ入りとなった。

 ホームの町田は前半4分にFWナ・サンホが左足でシュートを放つが、GK早川の正面を突いた。鹿島は前半14分にMFミロサヴリェヴィッチが負傷し、MF名古新太郎と交代する。同16分には町田がCKからDFドレシェヴィッチがヘッドでゴールを狙ったが、わずかに枠を捉えられなかった。

 町田は前半20分、前からのプレッシングで相手のビルドアップのミスを誘発。高い位置でボールを奪うと、エリキのパスを受けたFWミッチェル・デュークがエリア内中央から左足のシュートをゴールに決め、先制に成功した。さらに38分には再び高い位置でボールを奪うと、ミッチェル・デュークから左のMFナ・サンホに展開。ゴール前に入れたボールをエリキが横パス。ミッチェル・デュークが確実にゴールを決めた。

 その後も町田が鹿島を圧倒する展開が続く。前半終了間際には、デュークがあわやハットトリックという場面やエリキがジャンピングボレーでゴールを狙いスタンドを沸かせたが、このまま2-0で前半は終了した。

 後半のスタートと同時に鹿島のランコ・ポポヴィッチ監督はFW鈴木優磨とFWチャヴリッチを投入する。アタッキングサードまでボールを運ぶ回数が増えた鹿島だが、シュートは打てないまま時間が過ぎる。逆に町田はナ・サンホ、ルーカス・バスケスがシュートを狙い、3点目を奪いに行く。

 後半19分に鹿島は柴崎を投入。町田の黒田剛監督もFW荒木駿太、FW平河悠、FW藤尾翔太とフレッシュな選手をピッチに送り込んだ。鹿島は後半34分、左サイドからの折り返しを受けた鈴木がゴールを狙ったが、DFにブロックされる。こぼれ球を再び鈴木がシュートしたが、これも枠を越えていった。

 ボールを鹿島に保持される時間は長くなった町田だが、最後のところで身体を張った守備を見せて完封勝利。町田がJ1上位対決を制し、プレーオフラウンド進出を決めている。(河合 拓 / Taku Kawai)

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