1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. サッカー

J1首位・町田がルヴァン杯でも快進撃!! 最多優勝の鹿島をエリキ→デュークで2発粉砕、POラウンドへ

ゲキサカ / 2024年5月22日 21時15分

FWミッチェル・デュークが2ゴール

[5.22 ルヴァン杯3回戦 町田 2-0 鹿島 Gスタ]

 ルヴァンカップは22日、3回戦を各地で行い、FC町田ゼルビアが鹿島アントラーズを2-0で破った。FWエリキからFWミッチェル・デュークへのホットラインで2ゴール。完全トーナメント制に生まれ変わった今大会でも首位に立つJ1リーグ戦と同様の快進撃を演じ、プレーオフステージ進出を果たした。一方、敗れた鹿島は早くも一つのタイトルを失った。

 ホームの町田は長期離脱明けで、J1前節・東京V戦(○5-0)で今季初ゴールのエリキが今季初先発。守備陣ではJ1リーグ戦出場なしのDF池田樹雷人や、出場機会が限られているGK福井光輝、DF奥山政幸もチャンスを掴んだ。一方の鹿島もリーグ戦控えのDF須貝英大、MFミロサヴリェヴィッチ、MF松村優太、MFギリェルメ・パレジ、FW垣田裕暉が出番をもらった。

 試合は立ち上がりから町田が主導権を握る中、前半10分すぎ、鹿島を痛いアクシデントが襲う。先発抜擢のミロサヴリェヴィッチが足を痛めて座り込み、J1リーグ戦で好パフォーマンスが続くMF名古新太郎が早くも投入された。

 すると前半20分、町田が先手を取った。敵陣からハイプレスをかけ、鹿島GK早川友基からMFバスケス・バイロンがボールを奪うと、ショートカウンターをスタート。斜めのパスをエリキがワンタッチで落とすと、M・デュークが冷静に左足シュートでネットを揺らした。

 その後も町田は一方的にシュートチャンスを作ると、前半36分に追加点。またもハイプレスで相手のパスミスを誘い、中盤で拾ったMF下田北斗が左に展開すると、相手のクリアを拾ったM・デュークが左に預ける。受けたMFナ・サンホのクロスをエリキがワンタッチで落とし、またもM・デュークが押し込んだ。

 前半はそのままタイムアップ。公式中継の集計スタッツではシュート数10対0という圧倒的な内容で、町田が2点のリードを奪った。鹿島は後半開始時、垣田と松村に代わり、J1リーグ戦主力のFW鈴木優磨とFWチャヴリッチを投入した。

 ところがその後も鹿島は町田の勢いを前に有効な攻撃を繰り出せず、後半19分にようやくチャヴリッチがファーストシュートを放つも、枠を捉えられない。直後にはG・パレジに代わり、負傷明けのMF柴崎岳がピッチに入った。柴崎はリーグ戦での町田戦に出場していなかったため、青森山田高時代の恩師である町田・黒田剛監督との初対戦となった。

 鹿島は後半32分、MF佐野海舟が鋭いボール奪取からチャヴリッチとのパス交換で左サイドを抜け出し、折り返しのパスから鈴木が狙うも、連続シュートは相手のブロックと枠外。ようやく訪れた決定機を決められない。結局、そのままタイムアップ。J1初年度で快進撃を見せる町田が過去最多6度の優勝を誇る鹿島を破った。

 ルヴァン杯は今季からJ1からJ3全カテゴリに門戸を開いた完全トーナメント制で実施。一発勝負で行われる1stステージの3回戦を突破した町田は6月5、9日にホーム&アウェーで行われるプレーオフラウンドに進む。
●ルヴァン杯2024特集

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください