J1初挑戦クラブへ「帰ってくる」 不在も“空き番号”となったエースナンバー10「来年のため」

■岡山が新体制発表

　J1初挑戦のファジアーノ岡山は1月11日、新体制発表会を行い34人の選手リストと新背番号を発表した。一桁台の番号が1から9まで埋まったなか、ヴァンフォーレ甲府へレンタル移籍となった25歳MFの背番号「10」は空席となっている。

　昨シーズンJ2リーグ戦で5位に食い込んだ岡山は、昇格プレーオフの熱戦を制してJ1への切符を掴み取った。今冬の移籍市場では、DF立田悠悟（←柏レイソル）や元日本代表MF江坂任（←蔚山）、ロス五輪世代のエース候補・18歳FW佐藤龍之介（←FC東京※育成型期限付き移籍）など注目の補強を行うなど、34人のメンバーが揃った。

　立田は背番号「2」、江坂が「8」、佐藤が「39」となる。昨シーズン13ゴールを挙げたMF岩渕弘人は「19」を継続。一方で名門・桐光学園高校から早稲田大学を経て岡山に加入し、去年は10番を背負ったMF田中雄大は、2025年シーズン甲府へレンタル移籍となった。その番号は空き番号となっており、SNS上では「10番が空いてる」「来年のため」「10番は帰ってくるからね」といった声が寄せられていた。（FOOTBALL ZONE編集部）