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J3→J1王者加入で「お、大迫選手だ」 “元スーパー中学生”19歳MFがタレント軍団に驚愕

FOOTBALL ZONE / 2025年1月14日 9時50分

■東京ヴェルディからJ2最年少出場記録のMF橋本陸斗が加入

 J1王者ヴィッセル神戸は1月13日、神戸市内で新体制発表会を行い、クラブ創設30周年の節目で新加入選手6人が登場。東京ヴェルディから加わったMF橋本陸斗は昨季までJ3のY.S.C.C.横浜でプレー。2005年生まれの19歳MFで、J史上3番目の若さでプロデビューを果たした逸材だ。16歳でプロ契約した橋本が新たな舞台で“シンデレラストーリー”を作りあげる。

 注目を浴び続けた逸材がJ1に初挑戦する。東京Vの下部組織出身で中学生だった21年2月8日の愛媛FC戦でJ2最年少となる15歳10か月26日でデビューを飾った。J3でデビューしたMF久保建英(15歳5か月1日)、J1最年少デビュー記録を持つFW森本貴幸(15歳10か月6日)に次ぐJリーグ3番目の年少記録だ。

 スーパー中学生として注目され、16歳でトップ昇格。プロ契約をかわし、23年からはJ3で武者修行した。昨年は27試合に出場。確かな自信を手にした時にJ1王者からオファーが届いた。

「もちろん自分の実力だけじゃなくて、運だったり、年齢だったりも期待されてのことだと思う。そんな俺がこのチームで試合に絡むとなったらまずはボックスで臆することなくプレーすることが大事だと思う。ハッタリでも自分が一番うまいという気持ちでプレーし続けることが大事なのかなと思う」

 J1王者に加入してまだわずか。最初の2日間は元日本代表FW大迫勇也を見て「おぉ、お、大迫選手だ……」、FW武藤嘉紀を見て「む、武藤選手だ……」と感じていたという。それも自身を奮い立たせて「ピッチに入ったら自分のプレーを思い切りやろうと切り替えた」と、タレント揃いのチームでトレーニングに向き合っている。

 神戸は2月からいきなり8連戦。チャンスは回ってくるだろう。初めてのJ1挑戦でキーマンとなる日を心待ちにしている。(FOOTBALL ZONE編集部・小杉 舞 / Mai Kosugi)

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