「久保スーパースター」 示した「34/36」…“単独突破弾”だけでないスタッツをリーガ絶賛

■久保が約2か月ぶりゴールで今季4点目

　スペイン1部レアル・ソシエダの日本代表MF久保建英は現地時間1月13日、ラ・リーガ第19節ビジャレアル戦で今季4点目となる先制ゴールを挙げて1-0の勝利に導いた。3試合ぶりの先発メンバー入りで、2025年初ゴール。古巣相手にスピードで相手に勝つ約80mの長距離ランから相手DFを股抜き、最後はゴールに流し込む“真骨頂”と言える高技術の超絶ゴラッソを決めた。1人で持ち込み、「Match MVP」に輝く活躍。ラ・リーガ公式は「スーパースター」と称賛し久保のスタッツを公開した。

　1人で決め切った。スコアレスで迎えた後半6分。前半から再三チャンスを作り出していた久保が魅せた。自陣からのロングボールにいち早く抜け出し、約80mを駆け上がる独走で、前線へ。敵陣で相手MFダニエル・パレホに競り勝ち、今度は相手の股を抜いて最後はゴールに流し込んだ。これで今季4点目。公式戦では5ゴール目を挙げた。

　速さと強さを生かした久保の“真骨頂”。3戦ぶりの先発で、昨年11月3日第12節セビージャ戦以来となる7戦ぶりのゴール。チームはこの1点を守り切って1-0で3試合ぶりとなる勝利を挙げた。

　この日久保は83分間のプレーで1ゴールし「Match MVP」を受賞しただけでなかった。ラ・リーガ公式X（旧ツイッター）では「久保スーパースター」として驚異のスタッツを公開。36本のパスで32本を成功していたことを明らかにした。ファンからも「タケにとって素晴らしい夜」「今日好調だった」と絶賛されていた。（FOOTBALL ZONE編集部）