久保建英は「純粋な才能」 ソシエダ監督が称賛、3戦ぶり先発の期待応える一撃「素晴らしいゴール」

■久保が約2か月ぶりゴールで今季4点目

　スペイン1部レアル・ソシエダの日本代表MF久保建英は現地時間1月13日、ラ・リーガ第19節ビジャレアル戦で今季4点目となる先制ゴールを挙げて1-0の勝利に導いた。古巣相手にスピードで相手に勝つ約80mの長距離ランから相手DFを股抜き、最後はゴールに流し込む“真骨頂”の超絶ゴラッソを決めた。3試合ぶりの勝利に導いた久保に対してイマノル・アルグアシル監督は「純粋な才能」「素晴らしいゴールだった」と絶賛した。

　1人で決め切った。3試合ぶりの先発メンバー入りを果たし、スコアレスで迎えた後半6分。前半から再三チャンスを作り出していた久保が魅せた。自陣からのロングボールにいち早く抜け出し、約80mを駆け上がる独走で、前線へ。敵陣で相手MFダニエル・パレホに競り勝ち、今度は相手の股を抜いて最後はゴールに流し込んだ。これで今季4点目。公式戦では5ゴール目を挙げた。

　速さと強さを生かした久保の“真骨頂”。昨年11月3日第12節セビージャ戦以来となる7戦ぶりのゴール。チームはこの1点を守り切って1-0で3試合ぶりとなる勝利を挙げ、2025年白星スタートを切った。

　久保を先発起用したイマノル監督も絶賛。スペインメディア「エス・デスマルケ」は試合後のフラッシュインタビューでの言葉を報道し「素晴らしいゴールだった。純粋な才能だ。久保は攻撃で我々が期待する選手の一人であり、成功を収めた。私たちは勝利するために彼に数字を求めている」と、“数字”を残した久保を称えていた。（FOOTBALL ZONE編集部）