元ベルギー代表名手が…日本代表と“熱い抱擁” 7か月ぶり瞬間に注目「スター合流」

■伊藤は昨年夏に加入もシーズン開幕前に右足中足骨を骨折

　ドイツ1部バイエルン・ミュンヘンは現地時間2月4日、チームトレーニングに日本代表DF伊藤洋輝が復帰したことを公表した。ドイツ紙「ビルト」でもその様子が取り上げられたなか、ヴァンサン・コンパニ監督とのコミュニケーションにも注目が集まっている。

　昨夏シュツットガルトから移籍金2500万ユーロ（約41億円）でバイエルンに加入した伊藤。25歳で大きなステップアップとなったが、2024-25年シーズン開幕前に右足中足骨を骨折してしまい、戦線離脱となった。24年9月には室内トレーニングに復帰したが、その後11月に再手術。約7か月のリハビリ期間を経てようやく実践へ向けトレーニングを開始したようだ。

　ドイツ紙「ビルト」は「バイエルンのスター伊藤がチーム練習に合流！　復帰は近いかもしれない」と、伊藤について取り上げた。報道によると、実戦復帰の可能性があるのは2月28日のブンデスリーガ第24節シュツットガルト戦（アウェー）だとされている。一方で同紙は「7カ月間のリハビリを経て、このプランがうまくいくかどうかはまだ不透明だ」という見解を示した。

　トレーニングではコンパニ監督から激励を受ける伊藤の姿も紹介され、クラブ公式YouTubeチャンネルでもそのシーンが収められている。イングランド1部マンチェスター・シティで長年活躍したベルギー代表レジェンドは、伊藤を見つけると笑顔で歩み寄る。伊藤もにこやかな表情で指揮官とのコミュニケーションを受け入れていた。（FOOTBALL ZONE編集部）