30㎡の小さな空間を、シンプルに、そして丁寧に使いこなす。ひとつひとつのものを厳選し、心地よい空間をつくっていらっしゃる、シンプリストの一人暮らしの1Kを拝見しました。
小さなお部屋を、自分らしく使いこなす
yoshikaさんが一人暮らしをしていらっしゃるのは、30㎡ほどの1K。
急遽お引越しの必要があり探されたお部屋は、賃貸としては少し珍しい間取り。デザインのアクセントになる窓が複数あったり、視覚的にも美しいところが気に入って、ここに決めたのだそう。
最初は戸惑ったというキッチンからつづく長い廊下。キッチンとの間のドアは外して開放感をつくり、玄関との間は逆に布で仕切ることで、好みの空間に変えられたそう。
間仕切りや、照明などを変えるだけでも、ぐっとyoshikaさんのお部屋に合った雰囲気に変わっています。
窓がたくさんあり、梁などが隠されているためデザイン的にもすっきりとして見えるお部屋。ベッドは足を低くすることで圧迫感を減らし、より開放的に見えるように工夫されているそう。
お部屋右奥の角には、ピーター・アイビーの「Light Capsule」を吊り下げ、スツールを。
引越し前からのイメージ通りの空間になりました。
手前にはお友達が来た時にもくつろいで過ごせる、リビング兼ダイニングスペース。「Sleepy Tofu」の三つ折りマットレスをふだんはソファがわりにされています。
ハンガーや、収納ボックスを揃えることで、中もすっきりと整ったクローゼット。
壁に棚やつっぱり棒をつけることで、小さなスペースを最大限、有効活用されていました。
多様に使える、シンプルで美しいものを選ぶ
家具は「急いで揃えるのではなく、自分の暮らし方や空間のあり方をじっくり見ながら徐々に買い替えるようにしている」と、yoshikaさん。前のお部屋でも使っていたものを上手に配置しながら、新しいお部屋を整えていっていらっしゃいます。
チェアは少し低めで、座面や背面がゆったりとしていてくつろげる、ラウンジチェアをチョイス。それに合わせて、昇降式で高さを変えられるテーブルを合わせていらっしゃいます。IDEEのCONVENTO LOUNGE。テーブルはliving houseで購入。
こちらのシンプルな木箱はだいぶ前に3つまとめて買ったもの。自分で白くペイントし、長く使われているそう。以前のお部屋では、ベッドのヘッドボードとして、今はサイドボードとして活躍。
「多様に使える、シンプルで美しいものが好きです」
玄関やベッドサイドなど、さまざまな場所に移動して活躍する照明「パンテラ・ポータブル」も、お気に入りのアイテム。
木箱の上のお気に入りの植物は、ソフォラ・リトルベイビー。
「細いけどゴツゴツした枝に、すごく小さな葉っぱがたくさんついていて、少し盆栽っぽいような雰囲気のある植物です。育てるのが難しいとも聞いていたんですが、2年ぐらい元気でいてくれています」
シンプリストとして、ものが増えないように定期的に見直していると教えてくれた、yoshikaさん。
「ものが多すぎると思考も散らかってしまうのもあって、今持っているものの数が、自分が“心地いい”と思う状態です。自分の手の届く範囲で、きちんと全てのものを丁寧に使っていく生活が好きです」
ひとつひとつのものが厳選され、大切に使われている居心地のよい空間。インテリアのお手本にしたい、素敵なお部屋でした。
yoshika さんの Instagram アカウントはこちら
https://www.instagram.com/room_therapy3813
text : Miha Tamura / photo : @room_therapy3813
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出典: goodroom journal
記事提供元:リノベーション・デザイナーズ賃貸 goodroom(グッドルーム)
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