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BOOK 探検家・作家の角幡唯介さん 脱システム志向、たった一人「生」か「死」究極の選択 『地図なき山 日高山脈49日漂泊行』

zakzak by夕刊フジ / 2024年12月21日 10時0分

(取材・梓勇生 撮影・鴨川一也)

『地図なき山 日高山脈49日漂泊行』新潮社・2310円(税込み)

「脱システム」という思想に取りつかれた著者は、それを具体化させる行動を模索する。交通機関の発達により世界はどんどん狭くなり、「冒険・探検」ができる場所は息絶えつつあった。ならば…と考えついたのが、真冬の北極での「極夜」(1日中太陽が昇らないこと)の探検であり、もうひとつが本書のテーマになっている北海道・日高山脈における「地図なし登山」だった。

■角幡唯介(かくはた・ゆうすけ) 1976年北海道生まれ。探検家、作家。48歳。早稲田大学では探検部に所属。チベットのヤル・ツアンポー峡谷の探検などを行う。朝日新聞社に記者として入社したものの、探検を続けるために退社。北極圏のグリーンランドやカナダ・エルズミア島で狩りをしながら犬ぞりでの旅を続けている。著書に『空白の五マイル チベット、世界最大のツアンポー峡谷に挑む』『極夜行』『裸の大地』など。

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